高校の時か中学の時か忘れたけど、数学で虚数というような、 訳のわからん数字が出てきた。 二乗又は、掛け合わせて(−)マイナスになるという数字。記号で書くとi。 覚えさせられたときは、そんな虚数なんて、何の役に立つんや? よくもまあそんなしょうもない数字、考えよったなあと、思った。だいいち、掛け合わせて マイナスになるやなんて、全然実感できんし、社会に出てもクソの役にもたたん。 そんなこんなで、虚数の存在など忘れてしまっていたつい先日、生まれて初めて 虚数というものを体感してしまった。 なんの事かというと、私と同じ職場ではたらく、KさんとNくん。 まさに二人は虚数なのだ。二人の会話はこんな感じ Kさん:「おおい、N!こないだ頼んだアレ、やっといてくれた?」 Nくん:「えっ?、そんなん聞いてません!何のことですか?」 Kさん:「こないだ、言うたアレや!アレっ!。忘れたんかいな、あれ昨日までに 終わらせとかんと、ぜええんぶ一からやり直しやで」 Nくん:「あっ。。。。。。。。。。。。。。。。。。」 その後、ぜええんぶ一からやり直しがはじまる。 二人が一緒に仕事をすると、全然前に進まないっていうか、どんどん後退する。 ふたりが一緒になって、頑張れば頑張るほど、仕事はどんどん後ろ向きに進んで いくのである。 この二人こそ、まさに虚数と呼ぶにふさわしい。バロムワンみたい。 でも、ちょっと付け加えておくと、Kさんの方が、だいぶ悪い。 めんどくさい仕事を、Nくんにいっぱい押しつけて、ろくにNくんのやった事を チェックもせず、ほったらかしにされたNくんは、すっかり忘れていたみたい。 (写真は、イオン式空気清浄機。これを部屋に装備してからというもの、あまり 風邪をひかなくなった) | |