すぺいんぢん、コンビニで恥かく

すぺいんぢんは、もんのすごい思いこみが激しい

冷ややっこに、間違ってソースかけてしまい、でも醤油をかけたと思いこんでいたので

半分くらい食べるまで気がつかなかった。半分くらい食べた後、

「ちょとまてよ?、もしかしてわし、ソースかけて食べとるんとちゃうか?」

と気づいたときは、自分が自分で情けなくなってしまった。

まるで、刑事ドラマで、「あの刑事は信彦さんのこと、最初から犯人だと決め付けて

捜査をしてたのよ」って言われている、刑事みたい。(なんのこっちゃ)

あと、漫才コンビセントルイスの大きい方と田中邦衛は同一人物だと小学生の時は

ずうっと信じ込んでたりした。

そんなこんなで、ちょっと酔っぱらって、自宅への帰り道にコンビニに寄った時のことである。

いつものように、ジュースやら骨太牛乳やらをコンビニかごに入れて、レジに持っていって

いつものように、精算してもらった。ほいで、いつものようにレジのおじさんに千円札だして

いつものように、お釣りをもらった。

そこまではいつもとまったくおんなじだったのだが、レジのおじさんが、

ものすごくいい調子で、それでいて居酒屋のマスター風に

「まいどおおきに、ありがとうございます。またお願いします」

って言ったもんだから、わたしは何を血迷ったか、こともあろうに、コンビニのおじさんに

「ごちそうさまっ!」って言ってしまった。

その瞬間レジから半径2m以内にはさぶーい空気が。

あまりに恥ずかしかったので、しばらくそのコンビニには行けなかった。