すぺいんぢん狼少年になる

すぺいんぢんは心配性。普通の人は考えないような事まで心配してしまう。

つい先日も、「ケンジ君て可哀想!」って余計な心配してしまった。

ケンジ君が、法律を勉強して検事になろうと思った時、

「おまえ、そのままやんけー」

とまわりの友人達に突っ込まれるのを恐れて、ためらうにちがいないと・・・。

同じように、東海林(しょうじ)さんは、商事会社に就職するとき、躊躇するだろうし

内田よう子さんは、内田洋行という会社に入りたくても、悩んでしまうだろうし。。。

そして、話はぜんぜん違うけれども、引っ越ししたときに一番頭を悩ますのが、散髪屋。

これだけは、人類永遠の悩みだと思う。

引っ越ししたての私は大いに悩んでる。はじめての散髪屋(理容室)に入るのにどれだけの

勇気と思い切りが必要か!!

そんな話はさておき、私は普段会社で、イタヅラやらつまらん落書きやらしまくってるので

なんか事件が起こると、まず私が疑われてしまう。

つい先日も、朝いつものように会社につくと、課員の名前が書かれたホワイトボードの

Pさんのところに、イタヅラ書きがされてあった。

明らかに私の芸風とは違う、イタヅラ書きである。私が思うにいまいちである。

でもそれを見たPさん、真っ先に私のと事にやってきて、ツンツンつついて私に文句を

言った。

無実じゃー。私は何にもやってない。それに芸風が違うー」

切実な訴えに、なんとか犯人じゃなかったと解ってもらえたが、それを聞いていたKさんも

「えー、すぺいんじんさんが、やったんじゃなかったん?」と思いこんでいたみたい。

さらに、それを聞いていたYさんも、私が犯人だと思ってたみたい。

驚いた私は、いろんな人に聞いてまわったが真犯人以外、みんな私がやったと思っていたようだ。

結構ショック。

狼少年の気持ちがしみじみわかった。

ところで、イソップ物語に出てきた、狼が来たー!と嘘つきまくって狼に殺されてしまう

少年のことを、狼少年と私は呼んでるが、あってるのかどうかちょっと不安。

狼に育てられた少年も狼少年かもしれないし、狼に変身する少年も狼少年?
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写真はスペイン行ったときのグラナダのホテル。

何故か無意味に部屋の写真を撮ってしまう私。