- January 1999 (1) -


White Album The Beatles

White Album Notes

Original Release Date: November 1968
Producer: George Martin
The Beatles: Paul McCartney, John Lennon, George Harrison, Ringo Starr

Track Listing

Disc 1 - 1. Back In The U.S.S.R. 2. Dear Prudence 3. Glass Onion 4. Ob-la-di, Ob-la-da 5. Wild Honey Pie 6. The Continuing Story Of Bungalow Hill 7. While My Guitar Gently Weeps 8. Happiness Is A Warm Gun 9. Martha My Dear 10. I'm So Tired 11. Blackbird 12. Piggies 13. Rocky Raccoon 14. Don't Pass Me By 15. Why Don't We Do It In The Road? 16. I Will 17. Julia

Disc 2 - 1. Birthday 2. Yer Blues 3. Mother Nature's Son 4. Everybody's Got Something To Hide 5. Sexy Sadie 6. Je;ter Skelter 7. Long, Long, Long 8. Revolution 1 9. Honey Pie 10. Savoy Truffle 11. Cry Baby Cry 12. Revolution 9 13. Good Night

Review  - 寝取られちゃってもまあいいや -

もうこのアルバムについては語り尽くされ、なおかつこれからも誰かしらかが語り継いでいくそんな作品であるので、今更ここでこのアルバムの印象とか思いなんかを書き連ねるつもりはないし、そんなものを読みたいならばビートルズ関係の書籍とかウェブサイトとかを見てもらった方が何倍もお得だと思う。でもこれだけは言わせて。やっぱ「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」のことだけはね。

言うまでもなくこのサイトのなめきったタイトルはこの曲から取られている。「Burp」は「ゲップする」だが、「Weep」は「すすり泣く」である。ギターをゲップさせているのは自分だが、女だけじゃなくギターもすすり泣かせているのはエリック・クラプトンである。アルバムジャケットは白だが、このサイトの背景も白である。(・・・これはたった今気が付いた。)

ビートルズのレコーディング曲の中で、これほどの大物が、これほど目立っちゃっているナンバーもないであろう。この曲でリードギターを弾くエリック・クラプトンなど、今でこそアルマーニやベルサーチやビンテージ・ジーンズやアンプラグドなどといったお洒落さんでダンディーでアダルトなおっちゃんといったのイメージがあるが、当時はアフロヘアーでサイケな衣装を身にまとって、ペイントしまくった観音様ギターで馬鹿でっかい音をジミヘンちゃんみたいにギュインギュインいわせていたわけだから、今で言えばハードコアの中のハードコアみたいなノイズギターロック野郎だったのである。まあビートルズもビートルズでその1,2年前の来日公演では、コンサートに行く!と言いようものなら親から袋叩きにあっちゃうぐらいの不良と思われていたわけだし、実際連中はただの不良だったわけだけれど。 今のマリリン・マンソンとかコーンとかよりも悪の権化だったわけか。(ちょっと違うか?) ってことはマリリン・マンソンのアルバムにレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロがギターで参加するようなものか?(いや違うな。) 確かに当時の技術レベルでいえばクラプトンのギターはトム・モレロの腕に匹敵してたな。結構考えているようでなんも考えていないところもなんか似てるな。

いやそういうことじゃなくて、話しをすっ飛ばして極論すれば、なんだかいつも裏方で間が悪く才能もほとんどなくて歌も下手だしなんだか気難しいし女は取られるしインド人に友達は多いしバングラデシュからの友達もいるし仕事をやるときは徹底的にやるが何もないときは本当に何もやらないしやる気にもならない私は、この曲の作者ジョージ・ハリスンだ。そしてこれを読んでくださっているみなさんはエリック・クラプトン。いやクラプトンが嫌いならさりげなくグルーヴィーなベースラインを入れているポール・マッカートニーでもいいし、当時のジョージの無茶苦茶かわいい奥さん、パティー・ボイドでもいいし、もうこの際だからプロデューサーのジョージ・マーティンでもなんでもいいや。とにかくレビューであれ掲示板であれ、みなさんの知識と才能と協力を加えていただかないと自分はこのサイトをやっていけないということ。むしろこの曲でのクラプトンのギターのように、わがまま放題にギターアンプの音量を上げて、曲の中にどんどん食い込んできてもらいたい。Keitaくんやしげやんやれいくさんみたいにね。どんどんインタラクティブにやっていこう。どんどん仲間を増やしていこう。

自分には「リヴォルバー」や「サージェント・ペパー」みたいに完璧な作品は作れない。でもそれなら雑多でも稚出でもいいから「ホワイト・アルバム」みたいなページを作っていきたい。人の手を借りて「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」みたいな曲を作っていくよ。時には感情の行き違いとかあってリンゴ・スターみたいに喧嘩して出てっちゃうこともあるかもしんないけど、それでもいつでも戻ってこれるアビー・ロード・スタジオで待ってるよ。でも「すすり泣く」のは困るから「ゲップ」ね。そう吐き出せ吐き出せハイチャイナ。あははは。そういうこと。



| Back to Menu |




Short Biography of The Beatles

もう説明不要のこの世界的ロックグループは、ポール・マッカートニー(g)、ジョージ・ハリスン(g)、ジョン・レノン(g)、スチュワート・サトクリフ(b)、ピート・ベスト(drs)の5人でイギリスの港町リヴァプールで結成された。スチュワート・サトクリフの脱退、死去に伴いマッカートニーがベースを担当にするようになり、62年のメジャーデビュー前後にはドラムがピート・ベストからリンゴ・スターへと交替。その後70年の解散までに「プリーズ・プリーズ・ミー」「ア・ハード・デイズ・ナイト」「リヴォルヴァー」「アビー・ロード」などのロックの歴史に燦然と輝く名盤を次々と発表する。66年の武道館での来日公演はあまりにも有名だが、その後まもなくしてコンサート活動を休止したビートルズを、人は「後期ビートルズ」などとも呼び、その時期の中核をなす作品がこの「ホワイト・アルバム」。


| Back to Menu |




Send comments to: Katsuhiro Ishizaki .

Last updated: 1/3/99