Fuji Rock Festival '99 | GIG REPORT |
わいづさん的フジロック |
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髪キャラ、DATキャラでお馴染みのわいづさんも、会えはしなかったけど、フジロック'99に3日間参加されました。
歩く、歩く、歩く。ひたすら歩きました。 という事で、たぶん観た数では負けないぞって自負すらある今回のフジロック。 俺の「フジ"腹一杯でもう食べられません"ロック日記」を駆け足で。 良いのイッパイあり過ぎの為、一バンドを気合入れて書き出すとキリが無いんでサクサクッと・・・いくつもりが、結局長くなったんで、1日目だけを(苦笑)。
この日の目玉3本柱の一つ。でも、暑すぎ・・・・。 俺は97年のSOUTHERN CULTURE ON THE SKIDSの再現になるんじゃないかと期待してたんだけど、この暑さだとね・・・・。 ってまぁ、途中からそんな心配も無くモッシュピットも出来始める。 笑ったのが、このモッシュピットで知り合いに会う。いやぁすごい偶然。 一発目「I Know」でぶちかましてくれて、最後に「On A Rope」で〆。 わかりやすくて最高だぁ!なんて思ってたら最後に再び「I Know」に、こりゃあたまらんです。 なんかもう終わっても良いぐらい疲れてしまいました。
水を飲みながらWHITEへ。 思ったより近いな・・・・と、この時に「ニヤリ」と笑ったかどうかは覚えてません。 橋を渡ったところですごい人だかり。うわ、すげぇ人。 WHITEから人があふれ出てる。 すごい人気だなぁと思いつつも「おいおい、ロケクリ見ろよ」なんて。 自分もデデデデデデデデって、あのお約束のフリをしたくて来たくせに。 昼飯食わなって事で、大盛りカレーと獅子カバ部(おもしろいから誤変換) うめー。マジうめー。やっぱり日本人なら「肉」と「カレー」ですね。 以後3日間、一日2食はコレ。来年もあると良いな。
WHITEからFIELD OF HEAVENの途中に、快適な場所を見つけ居座る。 ここはWHITEが始ると音が聞こえて便利。 「今はNEVEかぁ」・・・・・「やたら音が重いなぁ」・・・・「あ、すげぇ盛り上がってる?」 ムクッと起き上がり、いざ鎌倉。いや、いざNEVE。 すげぇ砂埃、みんな跳びまくり。ロッキンオンの紹介でニューウェーヴ少年がメタルの悪魔に魂を売り渡した、なんて書いてあったけど嘘だ、あのボーカルは生っ粋のメタル野郎だ(笑)。 跳ぶわ走るわ客煽るわ。少なくともニューウェーヴ少年じゃねーって。 うーん、予想外の良いもん見せてもらった。これがフェスのお特感。
さすがに舐めちゃいかんと、ちょっとセーヴ。ここに落ち着く。 しかし、何なんだこの人の少なさは、バンドに申し訳なくなってしまうほど。 いや、いいのよ。俺が楽しめれば・・・・・・・。 そして出てきました、うーんこういう編成だったのか。 なんか、1人ショーン・ライダーが混じってるなぁ、なんて下らない事を思いつつ、そそくさとスタート。 んー、ゆるいグルーヴ。気持ち良いなぁ、こういうの好きだぁ。 でも、一生懸命煽るフロントマンにリアクションの薄い客。っつうか、客が薄い。 悲しい、悲しい・・・・良いバンドなんだよー・・・ぉー・・・ぉー・・・・ー(フェイドアウト) あ、唯一知ってる曲「King Kong」だ、これ聴いて、観ようと決めたんですよ。 やっぱ好きだわ、あぁ良いバンドなのにー・・・ぃー・・・ぃー・・・ー(フェイドアウト) それでも最後は少ないながらも、みんなぴよこぴょこ跳ね始めて寒い空気から、多少熱気を感じるものへ。 別に良いっす、俺は楽しかったっす。いや、最後までいた人は概ね楽しめた・・・はず。 終わってからちゃんと、REGULAR FRIES銀行のお札を拾っときました。記念、記念。
久しぶりです。これでもデヴュー当時から好きで、初来日も行ってたぐらい。 が、えらいご無沙汰。今回はやっぱTM スティーヴンスはいないんですね。 まぁ、あの人は主役食っちゃうぐらいの、インパクトだからね。日本語喋るし。 って着いたら始っちゃってる・・・・と思ったら次は「Tell Your story Walkin'」。 いや、良いタイミングだったかなと良い方に考えましょう。 でも全部は観られないんですよ、またすぐにWHITEに戻らないと。 戻る前に「Kick Back」だけやってくれませんかねぇ・・・・ダメですか。んじゃ戻ります。 と、WHITEへの道中、川に響き渡るは「Kick Back」のイントロ。 全部観ない奴には聴かせられないって事ですね。ごめんなさい。
まさか、これが観られるとは。 「Dirt」のクリップにヤられて、買ったCDは意外にも幅の広い音楽だったんで、いったいどんなライヴになるかと思ったら、結構な大所帯バンド。 新曲も混じってたようでしたが、ヘヴィなビックビートにジャジーなもの、更に、まったりサイケなものまでと、やはりごちゃまぜ。 それにしても、真ん中でツマミいじってる2人の片方が落着かない。 咥えタバコでダラダラと、やる気なさそうに見えたのに、突然、客煽って跳ねだしたりかと思えば、ボーッとステージサイド見てて、相方に肘引っ張られて「あ」って感じでまたツマミいじったりと、なんだかわけわかんない人。 DEATH IN BEGASって、本当は2人組のユニットで、その片方がライヴやらないとか言ったって話し聞いたけど、それがこの人だったんでしょうか・・・・。 しかし、問題児を抱えながらもライヴはきっちりとキメてくれたし、「Dirt」ではやっぱ盛り上がる(これまた客の数は薄かったけど)。 しっかり堪能させていただきました。ごちそうさまです。
あんまり好みでは無いので、観るつもりは無くなんとなくGREENへ。 でも、着いたらとんでもない事になってる。うわぁ全員跳んでる・・・・すっげぇ・・・・。 しばらく立ち止まって観てると、なんとなくだけど良さがちょっとわかってきたかなぁと。 みんなすげぇ楽しそうで、良い雰囲気を感じる。 一瞬、仲間に入れてもらいたくなるも、これから命を賭けて踊り尽くさねばならぬのです。 またの機会にひとつよろしく・・・・・。
今年2回目、今日もしっかり元とらせていただきます。 出だしちょっとトラブったものの、なんかこないだの時よりも良い感じ。 やっぱ外で聴くと違いますね。開放感があります。 今度のWHITEは客の入りもそこそこでと思ってたら、じわじわ増えて来る。 そして「Psycho Buds」がブリブリにヘヴィなギターリフで始った瞬間、どこからともなく、一目でわかる「さっきまでハイスタ観てました」な若人がわらわらと現れる。 一瞬にしてモッシュピットが出来上がり、沸いて出るサァーファー。 んー、君ら最高だ。バンドもあきらかにテンション上がってきてるし。 もう後は、勢いに乗って最後の「Robot War」まで一気に突っ走る。 これで更に、AUDIO ACTIVEファンが増えたのは間違いないでしょ。
俺はCRASHを聴きに来ました。でもやってくれませんでした。 しかーし!!!すげぇ!!!楽しすぎ!!! ビックビートとはいえノーマン・クックとはやっぱ違いました。 考えたら、そりゃそうだ。向こうはDJ、こっちは更に生演奏っすからね。 まず一発目にキたのは「Bang On!」。 もう馬鹿爆発ってぐらいの盛り上がり、ベースが生だったんだけど太すぎ。 無駄に太すぎ、っつうかデカすぎるよ。でもそれが気持ち良い。 もう終わってもおかしくないぐらいの弾けかた。 しかし!この後にとんでもない隠しダマが!・・・いや、みんな期待してたな(笑)。 飛び出して来たのは、そう!みんなが待ってた、僕らのJUNGLE BROTHERS!! この2人、ほんとに「跳び出て」きました。その後も跳びっぱなし。客、煽る煽る。 こんなに楽しくって良いんでしょうか。 やっぱUNDERWORLD中止になりましたって言われてもこの時なら文句言わなかったでしょうってぐらい、楽しかったっす。 いやぁ、もう腹一杯。
メインディッシッュがまだなんて、贅沢。 俺はこの為に来たと行っても過言では無いのです。 忘れもしない、俺のライヴ観が変わったと言える、4/4赤坂BLITZ。 しかし、今日は場所が違います。外、夜、しかも山。 やりたかった事は、星空を見上げながら聴き踊る「Jumbo」。やっぱ最高でした。 星空を見上げながらも良かったけど、うっすらモヤがかかった林が、FIELD OF HEAVEN方面からの明かりでボンヤリと浮かび上がってるってのも素晴らしかったです。 そういや、ずっと上見て踊ってたら、回りの人が「何かあるの?」ってみんな上を見始めて、ちょっと間抜けな画だったかも(苦笑)。 全体的には、こないだ観た時に感じた凄さってのとはちょっと違ったと思うんですけど、それとはまた別の良さがあったと思います。やっぱフェスならではってのかな。 んで、一番凄かったのは、やっぱ「Rez」と「Cowgirl」のミックス。 「Rez」のイントロだけでも絶叫モノなのに更に「Cowgirl」へ、そしてトドメで再び「Rez」をミックス。 あぁぁ、もう何も食えません勘弁して下さい、これ以上は泣きます。 でも結局、アンコールの「Moaner」で、スクリーンに3人のシルエットが映されると鳥肌立つ。泣く。叫ぶ。踊る。笑う(やや誇張アリ)。
泣いて叫んで踊って笑って・・・っつうか疲れた。もう何もいらない、帰ろう。 GREENに着き、出口に向かって真っ直ぐ歩いてたハズなんですけど、気が付いたらステージの方に向かって斜めに歩いてる、吸い寄せられる。 また食い足りないのか?ええ、10分経ったからまた入ります。 フェスだからこそ成せる技。デザートは入るとこが別って感じ・・・違うか。 正直言って、どんな音だったかはあんま正確には覚えて無いです(苦笑)。 ただ楽しかった。なんかわけもわからず体が動く。熱に気持ち良くうなされたような感じ。 「一日目からこんなに楽しんじゃって良いんだろうか?」と思いながら、広いとこで1人でグルグル回ってたら、2人、3人、4人と増えてきて最後は7、8人で回ってたのだけは覚えてます。
この後、ホテルの部屋に着いたのは日付の変わったam1:00。 風呂に入って、3時半にはダンステントに向かおうなんてベッドに寝転がりながら、TVに映るMAXを見ながら・・・・思って・・・・いた・・・・ら・・・・朝の7時。 あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、寝てもうた。 は!すげぇ体が痛ぇぇぇぇ、足が痛ぇぇぇぇ・・・・スカパラは諦めてボアまで寝る事にする。 そして9時、食堂が閉まっちゃうんでそろそろ起きよう。 今日もフジロックだ。あぁ、楽し。 こうやって振り替えると、1日目はそんなに移動してなかったんだなぁと。 1日目はやっぱ、考えながら移動してましたけど慣れてきた3日目なんて、意味も無く移動したりしてました。 なんか脅かされてただけでGREEN〜 WHITEって、実際は10分かかりませんでしたね。 自分でも意外だったんですけど、予想以上に体力的に楽だった事。 いつも通りライヴ直後は死に掛けでしたけど、次の日、会場に行くとフルスロットル。 まぁ、それなりに体調にも気を付けてたってのもあるかな。 カレー大盛りをひたすら食い続けたのが良かったんでしょうか? いや、志士カバ部が効いたんだな(笑)。 なにはともあれ大成功、みなさん悔いを残すような事は無かったでしょう。 でも、俺は一つあります。 待ち合わせ場所は正確に。来年の課題です。
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