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東京ベイNKホール - 2/5/99
今回は掲示板でお馴染みKowalskiさんに執筆していただいたレポートを掲載させていただきます。Kowalskiさん、どうもありがとうございます!!
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Areee You Readyyy? |
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つい先日マラソンをしてるおじいちゃんを見かけました。白のアディダスジャージ上下。まさにKoЯnファンです。その上、バッキバキの1ST&2NDファンです。その気持ちは分かるよ、おじいちゃん。3RDアルバムはお気に召さないんだね。まっ、でも今度の来日公演楽しもうね!と心の中で会話しつつ通り過ぎていきました。
そしてその数日後、電車の中で上はPUMAのパーカー、下はADIDASズボンの格好をした少年を見掛けました。つまり3RDも好きだけど、1ST&2NDも好きだよってことだね。「お前いい奴だな、2月5日に会おうぜ」とアイコンタクトで会話。結局何が言いたいのかといえば、日本全国老若男女、超ウェルカムKoЯnということです。もちろんボクも超ウェルカムです。フジロックから約半年、期待度MAXMAXです
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It's ON! |
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会場のある舞浜駅に着くと、そこにはディズニーランド帰りのピースフルな家族連れや、ラブラブカップルに混じって、屈強の猛者どもや歴戦の勇者達といった感じで異様な雰囲気でした。何番のバスか分からないのでフラフラしていたら3人のKoЯnファンと友達になり、総勢5名で一緒に会場に向かいました。会場の中に入ると凄いブロックの柵にビックリ。アリーナにはA、B、Cブロックがあって、Aブロックなんて更にその中でブロック分けされてました。しかもブロック間の通路が広すぎ。ボクはBブロックで整理番号が早かったので最前(Bブロック)の中央を確保。前の方って動きが取れないからイヤなんだけど、もったいないからそこにずっと居ました。さっき友達になった3人もBブロックでした。開演時間が迫るとあちこちからコーンコールが。ボクの隣のお兄さんはマンキーコール。もちろん僕も準備万端なんだけど、目の前の警備員軍団がかなりウザい。
開演時間の7時を10分ちょい過ぎてからKoЯn登場!そしていきなり Its’ On! もちろんイントロでためてためて、みんなで「カモーン!」です。。うぉー、かっけぇ〜。ジョナサンはフジロックのときよりシェイプアップされたみたいで、気合も充分。あのいつものマイクにぶら下がってヒジを上下するジョナサンダンスはもちろん、見たことのない動きのニューダンスも(ろくでなしブルースの中島みたいに髪を後ろにバッとやる)。フィールディーもいつもの乾いた音のチョッパーで、もちろんベースを縦に構えてです。そしてそのフィールディーが半分打楽器と化しているおかげで、デビッドのドラムも普通のバンドとはちょい違うテンポでノリノリ。もちろんマンキとヘッドの不協和音も良い感じで、アッという間にKoЯnワールドに引き込まれました。続く Freak On A Leashの最後の方の「 Da Boom da da mmm from the Evil! 」ではボクも一緒にスキャット。気分はジョナサン。その後、フジロックではやらなかった twist。ボクは Life Is Peachyから聴き始めたので twistは鳥肌&感動気味でした。その後、Chiへ雪崩れ込んでからReclaim My Place。ちょっと不評な新しいアルバムからの曲も、ライブではカッコ良さ100倍です。それからNeed to。この曲も聴きたかった曲ベスト10入りしてるので、最高でした。特に、途中のウィスパーの部分から徐々に盛り上がっていくトコは……何て言ったらいいか分かりません。
そしてA.D.I.D.A.S.。KoЯnの曲では比較的おとなしめな方ですが、ここでボクはキラキラひかる照明の中、ジョナサンがキリストに見えました。もちろん本物見たことないんですが、なんかイメージ的に「実際いたらこういう感じだろうな〜」って。チョビ髭もなんか連想させるものが・・。とにかくメチャクチャ美しかった。
次にGood Godのリフが聞こえてきたと思ったら、ジョナサンがバグパイプを持ってきてのShoots And Ladders。観客を煽る煽る!でもGood Godはやらないのね(涙)。そして「Fuck all the bull shit!」のJustin。ジョナサンの「ジャンプ!ジャンプ!」という掛け声に合わせてジャンプしたいのはやまやまなんですけど、身動き取れませ〜ん。と思っていたら途中でBall Tongueに。どうやらこれが噂のメドレーの様だ。divineに変化してみんなで「ファッキュー!」の後!確かDADDYに変化したような・・。これは1STに入ってる曲でその名の通りお父さんのことを歌ってるんだけど、曲の途中でジョナサンが感情移入しすぎたせいか本当に泣いてしまうんです。聴いてると、あまりにペインなんで数回しか聴いたことなくて分からないですけど、これが合ってるとしたら・・。でもまあ、カッコいいからOK!
メドレーが終了したら、次はなんとKILL YOU。今度はお母さんのことを歌ってる曲なんですが、タイトルが凄いですね〜。歌詞も凄いです。やるとは思ってなかったんで、嬉しい驚き、興奮&絶叫。そんなボクがヒクヒクしてる間にB.B.K.をやった後、
あっ、あの死ぬまで忘れられないあのイントロがー!BLIND…昇天。はっきりいってBブロック中央で1番最初に雄叫びあげちゃったもんねー。気分はFOLLOW THE LEADER。もう全ての体力を使い果たしちゃったってのにGOT THE LIFE。もう動けません。でもシングルだけあって相当盛り上がってました。そしてDead Bodies Everywhereの大合唱で本編終了。ちなみに「デッバディズエブリウェー」って言いにくくないですか?
アンコール1曲目は…スイマセン!わかんなかったです。Children Of The Korn失格です。でもね〜、次のFAGETは任せて!このボクの1番好きな曲は!フジロックでもやったけど、やっぱり最高でした。別に昔ホモって馬鹿にされた経験もないんですけど、「FAGET!」って叫ぶ時にボクの中の何かが弾けるんです。勘違いして「Fuck You!」って言っても良いんです。ここで叫ぶことがボクに取って大事なんです。そして最後の「ALL MY LIFE , WHO AM I?」のトコで涙が出てきます。何て言ったらいいかわかんないですけど、感動しました。
アンコール2回目(最後の曲)は、FOLLW THE LEADERのシークレットトラック、チーチ&チョンのテーマ(?)。ジョナサンがドラム、デビッドがベース、フィールディーがヴォーカルです。照れながら歌うフィールディーがとてもかわいかった。ノリノリヘッド&マンキーも。最後はとてもハッピーな気分にさせてくれて、まさにLIFE IS PEACHY。
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No Place To Hide |
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とっても楽しいライブでしたが、あのブロック&柵は次回は止めてね。<呼び屋さん
KoЯnファンは安全性においては完璧だから。前に行きたくても行けないというのはつらかったッス。だって、ダイブしても前に行けないって最悪じゃないですか?ライブ自体は最高だったんだけどな〜。そういう意味ではフジロックの方が個人的には良かったかも。やっぱこういうライブは自由じゃないと!前でギュウギュウで見るのも良いし、真ん中でモッシュに参加するのも良いし、後ろでゆっくり見るのも良いし。というわけで最後は不満なんてこぼしてるんですが、楽しめました。あとNo Place To Hideと
Ass Itchやってくれて、帰りが寒くなかったら完璧でした(笑)。
それと、ここまで読んでくれたアナタ、最高です。I LOVE YOUです。こんな、ただのあらすじみたいのを読んでくれて、どうもありがとうございます。
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or Katsuhiro Ishizaki Last updated: 2/ 22/ 99
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