■ 赤坂ブリッツ - 4/8/99
4月8日(木)午後4時、仕事の打ち合わせ終了。 客先をでる。快晴。桜が美しい。が、風は冷たい。 場所は赤坂。むこうにみえる階段を上れば、赤坂ブリッツだ。 (そういや今日はミッシェルだよなぁ。ひょっとして当日券でも...) なにげに足がブリッツに向かう。 おおっ、すると、当日券あり(枚数未定)の張り紙が! すでに窓口には若者が30人ほど並んでいる。 時計をみる。4時半。発売開始は5時とある。 (あと30分。ちょっとダメモトで....)、 と軽い気持ちで列にならぶ。 そして、5時。発売開始。 あっという間に予定枚数終了。 あっさり、あきらめて帰ろうかと思ってると、 係員が「当日券をお並びの方に、うれしいおしらせです」 とか期待をもたせることをいいだす。 なんでも、入場後の様子をみて追加発売するので、 ここで待て、とのこと。しかも並んでいる全員入れるような、口ぶり。 俺の後ろにはすでに、20人くらいならんでいる。 どうする?帰るか?待つか? 3秒悩んだ後、すかさず、携帯(っつーかPHS)を取り出す。 まるで楽屋裏でチベタンを取り仕切るマイクDのように、仕事の指示をしまくる。 (ホントは、このまま得意先から帰るって、電話しただけ) 開演の7時まであと2時間。待つ。ひたすら待つ。 風が冷たい。つらい。 セーラー服の女子高生の隣で待つ、ネクタイ姿のサラリーマン。 そいつがオレ。はずかしい。 頭の中でZARDの「負けないで」をループさせる。 (が、♪負けないで〜♪のあと、知らないことに気づく) そして、6時50分、ようやくチケットが発売された! 7時ぴったりにワールドサイコブルーズのテーマ(って勝手に名づけた)が流れる! あわてて会場にとびこむ。 あら、意外に余裕がある。 みんな前に押し寄せたのだ。 しかも女の子が多いのか、異常に見通しがよい。 フロアー後部、柵の前の位置をキープする。 (ちょっと背もたれになってラクなんスよ) 真っ白のスーツを着たオールバック+45度のグラサンのチバ登場! おいおいほとんどヤ○ザじゃねーか。 ヤツラは、伝統的に中高生に根強い人気のヤンキー文化を継承するつもりなのか。 キャロル、クールス、横浜銀蝿(?)..... 曲はドッグウエイからスタート。 G.W.D、ソウルワープなどニューアルバムから立て続けに演奏されて ゲットアップルーシー、キャンディハウスなどの人気の曲も欠かさない。 新曲も数曲披露されてえらい盛り上がり。 ハイ!チャイナ!やアウトブルーズなんかもえらい盛り上がり。 つまるところギヤーブルーズ中心に(全曲やった?)およそ20曲を全力疾走、あっとゆーまの1時間半。 本編ラストのスモーキンビリーが終わり、ヤツラがステージを去ったあと、 しばらくアンコールを求める声もないくらいフロアーは放心状態だった。 アンコールにはCisco、Vibe Onなども用意されていて、 ファッションはともかく、俺の凍えた体を解凍するには十分な、ライブであった。 外へ出ると、風が気持ちよかった。 next report: Beck (4/11/99)
Send comments to:hide or Katsuhiro Ishizaki Last updated: 4/ 13/ 99 |