グループワークトレーニング(GWT)は人間関係を学ぶための学習技法のひとつだと私たちは考えています。このような人間関係を学ぶための学習技法はGWTの他にも色々存在しますが、それらの学習技法と分類することを目的に「GWTの条件」を考えると下記のようになると思います。
1.アドバイザーにより実習全体が構造化されていること。2.グループで同じ実習(共通体験)を行うステップがあること。
3.用紙を使った個人のふりかえりを行うステップがあること。
4.他のメンバーのふりかえりを紹介しあうステップがあること。
5.気づいたことを日常に活かすためのステップがあること。
6.ふりかえりは実習のことだけを話し合うこと(hear and now)。
7.本人が気づくことを重要視すること。(教えるのではない)
8.GWT専用のふりかえり用紙が使用されていること。
9.実習の目的が「人間関係の学習に関すること」であること。