グループワークトレーニングの種類

 

グループワークトレーニングの最終目標は、グループワークトレーニングで「気づいたこと」「学んだこと」を日常生活の中で実践できるようになること、つまり「行動変容」だとGWT研究会「ふれあい友の会」は考えています。そして、その目標達成するためには大きく分けて3つの種類(ある意味では段階)があり、それぞれの目的を意識してグループワークトレーニングを実施することが効果的であると考えております。

 

(1)体験を目的としたGWT<キーワード:知る>

 

@目的:実習の体験からヒューマンスキルに関するいろいろな事に気づく

A時間:45分〜120分

B対象:初心者

C内容:実習・個人のふりかえり・グループのふりかえり・まとめ

D備考:生涯学習講座等の1部として実施されるケース

 

(2)学習を目的としたGWT<キーワード:解る>

 

@目的:実習の体験をベースにヒューマンスキルに関する理論を学ぶ

A時間:90分〜

B対象:初心者以上

C内容:実習・個人のふりかえり・グループのふりかえり・小講義

D備考:リーダー養成講座等の一部として実施されるケース

 

(3)習得を目的としたGWT<キーワード:出来る>

 

@目的:学んだヒューマンスキルを実際の場面で効果的に実践できるようになる

A時間:120分〜

B対象:経験者(プロセスについての体験学習を受けた人)

C内容:実習・個人へのグループメンバーからのフィードバック・まとめ

D備考:人間関係講座等比較的長時間の専門講習として実施されるケース