ボランティア活動は社会貢献だけではなく、自分自身を成長させるチャンスでもあると我々は考えています。そして、ボランティア活動での体験をより明確に自己成長につなげる方法として、体験学習のスキルであるふりかえりを応用することを我々は提唱し、いくつかのイベントにおけるボランティア活動で実践しました。

　

（１）実施方法例（ボランティア体験講座での実施例）

　９：００〜１７：００　イベント実施

１７：３０〜１７：４５　ふりかえりの意味の説明・グルーピング６名〜８名

１７：４５〜１８：００　ふりかえり用紙の個人記入

１８：００〜１８：３０　グループでのわかちあい（紹介がおわったグループは今日の感想をフリートーキング）

１８：３０〜１９：００　各グループで印象に残ったふりかえりの紹介とまとめの話

　

（２）ふりかえりシートの設問例（実際に使用しているもの）

　

ふりかえり用紙（ボランティア体験講座用）

　

１．今日一日の参加者とのふれあいの中で一番印象に残っている出来事は何ですか？

　

　

２．今日一日の中であたなが「あれはいいな」「素敵だな」と思った他のメンバーの行動や対応は、だれのどんな行動でしたか？できるだけ具体的に書いて下さい。

　

　

３．今日一日の中であなたが一番良い影響を受けたのは誰からですか？またそれはどんな影響でしたか？できるだけ具体的に書いて下さい。（みんなという答は避けて下さい）

　

　

４．今日一日の活動の中であなたが感じたこと気づいたことを自由に記入して下さい。

　

　

＜注＞このふりかえり用紙の著作権は『ＧＷＴネットワーク』が所有しております。このふりかえり用紙は自由にかつ無償で利用できますが、その際必ず出典（『ＧＷＴネットワーク』のホームページより引用）を明記、または口頭でご案内ください。また資料として複写・複製（プリントアウト含む）、または、テキスト・書籍に掲載する場合は必ず『ＧＷＴネットワーク』にメールで許諾を得てください。基本的に営利目的以外の場合はご連絡いただければ無償でＯＫをいたします。宛先　kumasan@eva.hi-ho.ne.jp