喫煙者の準備&マナー
2009/07/12更新
 お分かりのように、喫煙者には厳しい時代です。
 私は吸ったり吸わなかったりするので、ヘビーではありませんが、まぁ、スモーカーです。
 海外、特にオーロラ観測に行った時の喫煙について、まとめてみました。



★ライターは一個
 これはもう常識ですから。今更のことですが。
 飛行機に持ち込めるライターは、一個だけです。それも、手荷物としてのみです。
 機内に預けるスーツケースの中に入れていたりすると、チェックで引っ掛かりますのでご注意。
 普段吸わない方が、木炭の懐炉なんて使用しようとするとき、スーツケースに入れて引っかかっていますね。(木炭の燃料自体、飛行機には乗せられないので、どっちにしてもだめですが)
 逆にお土産物にする時も、一個ですんで。たくさん持ってくるときは、吸わない方に一個ずつ頼むか、ケースだけにするしかないですね。


★喫煙場所は限られる
 オーロラの観測できる北米の都市(イエローナイフ・ホワイトホース・フェアバンクス)にいって、室内で喫煙できるとは考えてはいけません。
 外界がどんなに寒くても、普通、喫煙場所は屋外にしかありません。
 たとえば、日本の成田空港では、出国検査が終わった後もゲートそばに大きな喫煙所がありますね。でも、海外の空港では、建物内、すべてが禁煙です。
 本当に『屋外』でしか喫煙はできません。
 『マナーの悪い日本人が、室内で喫煙してホテル全体の非常ベルを鳴らす』というのを、なんだかんだで行くたびに聞いているような気がします。

 ウェストマーク フェアバンクス ホテルの喫煙場所。
 玄関の陰に灰皿が置いてあります。ちなみにこのときの気温はマイナス40℃くらい。

 フェアバンクス国際空港で見つけた、唯一の喫煙所。(と、いうか、灰皿)
 当然、屋外。
 スーパーでも、オーロラの観測施設でも同じです。
 写真のような灰皿があるところはまだマシで、外に大きな空き缶(業務用缶詰)が置いてあるだけだったりします。
 ちなみに、携帯灰皿を持っているから〜と、喫煙所以外(特に街中)で吸ったりすると、白い目で見られますのでやめてください。私はやった事ありませんが、後ろ指さされているのに気が付いていない方は結構いらっしゃいます。


★吸い方にも注意が必要???
 ふつーに吸っていると、癖のある人は結構危険です。
 『長時間のくわえタバコ』
 『吸い口をなめまわす』
 ………唾液が凍りますんで。
 唇が凍傷になります(笑)
 いえ、冗談でなく。
 2008年年末、くわえタバコをしていて、上唇の薄皮一枚持っていかれました。
 痛みはないのですが、帰国後一週間以上違和感がありましたね。


★ときには痛い出費にも!!
 たいていの場合、防寒着はレンタルします。
 寒さに強い防寒着は、化学繊維のため火に弱いです。
 火の粉が飛んだだけでも『ぽちっ』と穴が開きます。
 ストーブに近づきすぎたりすれば、その場でアウトですが、タバコの火の接触も致命的な穴になります。
 そして、たいていのツアー会社から弁償を求められます。
 『ちょっとくらいいいじゃん』という甘い考えの方は、覚悟してから行ってください。
 4時間、マイナス40℃の屋外で活動しても平気な防寒着は、一式軽く\10万くらいはするそうです。

★ライターの種類
 安い回転火打ち式のものがよさそうです。壊しても惜しくありませんし。
 オイルライターもよさそうですね。
 あまり良くないのが、電子式ライター。なかなか火花が出てくれません。
 いちばんよくないのが、ターボライター。つかないのなんのって。
 手のひらとか、防寒着の中にしばらく入れておかないと、役に立ちません。
 


まぁ、どーでもいい情報ですが、
お互い喫煙しない人に迷惑にならないよう、注意しましょう。
 



トップへ
トップへ
戻る
戻る