2008/12/27 出発〜初日

今回の話の始まりは、12/23です。
休日を利用し空港宅急便の送り出しから始まりです。
二・三日前に来ていたクロネコの方に、引き取りをお願いしていました。

今年の荷物は30kgをオーバーしています。
他の航空会社では超過料金を取られてもおかしくない重量ですね。
予備の三脚や撮影装備、食糧などを入れると、それくらいになってしまうのです。
私の家の周辺を担当しているクロネコの方は、大変小柄な女性なので、
もしその方が受け取りに来たら、車まで運ばなくちゃいけないだろうな………
と、思っていました。
 
結局、受け取りに来たのは男性。
「私に回ってきました………」
毎回使っていますので、大荷物だということは分かっていますからね。向こうも。
伝票を依頼した時に、
「もしかして………アレ(玄関に飾ってあるポスターサイズのオーロラ写真を指さす)ですか?」
と聞かれていましたので。


12/26、会社の人に呆れられながら、無事仕事納め。
夜、雪が降ってきました。
 
不安になって目が覚めた12/27、
福島の様子はこんな感じ

車の周りは父が気合い入れて除雪していますので雪がありませんが、
除雪車が出ていないのか、路面は圧雪。(結果、この雪は12/28まで降り続いたそうです)
 
仙台→成田便を利用しなくてよかった………
ANA→JALになり割引がきかないので、利用しなかったのですが、便利は便利なのです。
北米便なら利用時間が合いますし。
もし今回使っていたら、飛行機が飛ぶかどうかドキドキしていなくちゃいけませんから。

東北新幹線は無事、走っていました。

無事じゃなかったのは山形新幹線。
山形新幹線は福島駅で連結・切り離しがされます。
私が乗るはずだった東北新幹線やまびこも、福島駅で山形新幹線と連結するはずでしたが、
後ろに連結されるはずの山形新幹線つばさが遅延。
結局、しっぽをつけずにやまびこだけで定刻出発しました。

上野で京成スカイライナーに乗り換え。
トラブルなく成田空港第二ターミナルまで。

成田空港は二年前に航空会社の配置換えがありました。
JALとANAが第一と第二の入れ替えをしたり。
そのため、去年までは臨時カウンターだったのですが、今年は完了したようです。
送っていた荷物を受け取り、初めての自動チェックイン。
自動チェックイン機はちょっと説明不足ですね。使いにくかったです。
荷物を預けるのも、以前は検査・封印後に預けていたものが、
預けた後で検査になりました。

Q:「鍵はあけておかなくちゃいけないんですか?」
A:「いえ。かけておいてください」
Q:「じゃ、何かあった時には壊されちゃうの?」
A:「ゲートでお呼びしますので、ご心配なく」

とのことです。
 
 

定刻20:20、問題なし。
カツ丼を食べたり、本屋をまわったりしながらのんびりとしていました。



さっさと手荷物検査を受け、
96番ゲートの脇でひたすら本を読んでいました。
18:30ごろ、昨年のオーロラ旅でご一緒したS.linさんに声をかけていただきました。
お茶をごちそうになり、話しているうちに搭乗時間です。


トラブルなく、眠る間もなく飛行機はフェアバンクスへ。
 
結構後ろの席にいたのですが、小走りで入国審査の順番待ちカードを受け取りました。
審査は毎年3時間くらいかかるのです。
できるだけ早めに終わらせておくと、空港内でうろうろできるので楽なのです。
今年は後ろ側の席でありながら、幸いにも『B』
まぁ初年度から見れば年々落ちています。(一年目:カードなし(優先)、二年目:『A』)

空港もだいぶ工事が進んでいました。
待合室がかなり広くなっていました。
 
まだ席は足りないですね。
壁に寄り掛かって待つ人もいる、審査開始直後。
待ち札は『E』まであるそうです。
ここでもS.linさんと写真についてなど話しているうちに、『B』が呼ばれました。
S.linさんとはツアーが違うので、今年はここでお別れです。
似たようなコースですから、あとでどこかで会うでしょう。
とりあえずのお別れを言って、入国審査。

指紋採取が両手一本指から、全部の指に変更になりました。
さらに2009/1/12から事前申請(ESTA)が必要だとか。
べつに後ろ暗いことはないのでいくら調べられてもかまいませんが、面倒くさいですね。
 
直行便の場合、昨年までは入国審査を抜けてバッケージクレームまで一度外に出て、
外気を体験して入りなおさなくてはいけなかったのですが、
今年から内部の階段で移動ができるようになっていました。
荷物はすでに出てきていて、ぽつんと置かれていました。

さて、税関・検疫も抜けて外に出ると、ツアー会社の方と合流。
あれ。
見知らぬ人だ。去年までの人は……いないなぁ。担当変わったのかな?
さらに今年の初直行便ということで、いろいろと手際も悪かったですね。
まぁ、二便以降は問題ないでしょう。
空港内も変わっちゃって、大変そうです。



きれいになったよなぁ……
でも、半分は工事中らしく、まだ少し手狭ですね。

全員がそろい、観光が始まりました。
今日は、これからが長い。
日本ではすでに12/28の午前5時ごろのはずですが、
観光の開始は12/27 午前11時。

これから、
アラスカ大学のミュージアム、昼食、サンタクロースハウス、パイプライン見学、ゴールデンハートプラザ見学、フレッドマイヤーで買出し、防寒着サイズ合わせ、オーロラ説明会、オーロラ観測

と、予定がみっちりです。
オーロラ観測が終わるのが12/28の午前4時、ホテルに戻るのが午前5時の予定です。
先は長いな〜

とりあえず、アラスカ大学のミュージアムへ。


ざっと見たところ、去年とほとんど(全然?)変更がないので、売店をのぞいてうろうろしていました。
すると、売店のきれいなおねえさんが、インディアンヨーヨーの使い方を教えてくれました。
そんな感じで終了。
この時点で、かなり眠いです。

移動して昼食


去年までは中華料理のバイキングだったのですが、
今年は白身魚のフィッシュバーガー。

これが大きいのです。
魚のフライ(おひょう?)が、掌くらいのサイズがあります。
びっくりです。
バンズから両端が5cmくらいずつはみ出しています。
味は悪くないのですが、睡眠不足と油こさで間食できませんでした。


その後、サンタクロースハウスへ。

今年もサンタには会えませんでした。クリスマスが終わったばかりで、疲れて寝ていたそうです。
サンタ不在

去年、ここから出してもらった手紙が、旅行の前12月の頭に無事届いたと連絡がありました。
今年は友人の分と頼まれ物の分合わせて6件ありましたので、
住所ラベルを印刷していきました。
去年は1通1通、手書きしなくてはならなかったものですから、合理化したものです。
ところが、向こうも合理化されていて、一覧表に住所と名前を書けばOKとなっていました。
それを向こうの方が転記してくれるというのですが、
持っていった住所ラベルと、中に記入してもらう名前のローマ字表記を印刷したものを見せると、
『Perfect!!』
と、領収書に縁をパチンとホチキス止め。
おそらくは無事に届くでしょう。

ガイドさんに、
「ず、ずいぶん準備がいいんですね〜」
と驚かれたりしながら、終了。
もう今日のミニマムサクセス条件はクリアしました。


パイプライン:バスを降りませんでした。

ゴールデンハートプラザ:バスを降りませんでした。

………さすがにこの2か所は変わらないでしょう?


最後に、フレッドマイヤー(スーパーマーケット)

時間が短いので、滞在中に食べる食品・水などを購入。
お土産は別に来ましょう。
どうせ今年も買い物シャトル(ホテル→スーパー移動のバス)があるでしょうから。
なかったら、タクシー使えばいいことだし。
買い物が始まり、大量の水と果物を抱えていると、

「○○(本名)さん!!」
と、大声で呼ばれました。

なんだぁ?
ここは近所のスーパーじゃないんだぞ?

振り返ると、去年の女性ガイドさんが。
「今年も来ましたね!!今年もホリディですか?」
そうです。
「じゃ、明日あたり担当ですかね」
よろしくお願いします。

覚えていただけると、結構うれしいものです。

ホテルに行き、カードキーを渡され、ツアーデスク前を通過すると、
今度は別の男性ガイドさんが、
『あ、○○(本名)さん!防寒着、用意してありますからね!』
とか、
アンカレッジから出張販売に来ている売店の女性が、
『今年も来たのー?寄ってってね!』
とか。

声をかけていただきました。
ありがたいことです。


部屋に付き、カメラチェック。
その他準備を済ませると、防寒着のサイズ合わせの時間です。
ツアーデスクに降りていくと、先ほどの男性が、
『はい、これです』
と、差し出してくれました。私は太っていますのでサイズを合わせることもなく。
『最大サイズです』とのこと。

『今、新しい防寒着作ってますので、○○さんサイズも用意してますよ〜
 来年も来てくださいね』

なんて言われてしまいました。


服を着こむとすぐに、オーロラ説明会の時間です。
このツアー会社のオーロラ説明会は、たぶん初心者に一番わかりやすいと思います。

オーロラ説明会の後は、そのまま初日のオーロラ観測へ。

初日はホテルから車で40分くらいのスキー場。
世界最北のリフトがある、スキーランドです。

この日のオーロラは、小規模〜中規模。
北側にある程度濃く出てくれました。
3時過ぎには薄いオーロラが空全面に。どこを見てもオーロラという具合に。
(オーロラ写真はこちらの12/27を参照ください)

5時ごろホテルに戻り、写真のチェック。
テレビに映し、ひとりスライドショーなんかして。

その後カメラの手入れを行い、6時過ぎに就寝。

カンを取り戻すのと機材性能チェックのため、この日1日で500枚くらい写真を撮りました。
幸先のよいオーロラ観測です。

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