2011/02/14 四日目〜帰国

 あとは帰るだけだから、10:00に起きれば十分かな〜
 そう、思っていました。
 バスは最寄のバス停で12:00ちょうどの予定です。

 8:00 また痛みで目が覚めました。

 ううう・・・・・・・・・今日もか。
 
 昨日ほどではありません。
 でもトイレに通うことしばし。
 すっかり目が覚めてしまいました。
 しょうがないですね。

 荷物作りをはじめました。
 
 実質二日でどうしてこんなに汚れるんだか。
 まぁ、いつものことですが。

 

 うん。上の写真は、スーツケースの半分ですが、全部お土産です。
 ほとんどがチョコレートと乾燥ベリー類。
 意外と嵩張るんですね。
 おみやげ物だけで、総重量7.5kgでした。
 
 フィンエアーは2010年の秋に、荷物の制限を変更しました。
 以前は預け荷物が『1個あたり20kgまで。何個でも可。』だったものが、現在では、『23kgまでの1個まで』に変更されています。
 航空会社って、ものすごく厳密なところと、ラフなところがありますよね?
 フィンエアーは『ものすごく厳密なところ』と聞いていました。
 だから、今回の旅用にウェイトチェッカーを買っていきました。
 便利ですね。
 ただ、フィンエアーがどれだけ厳しいかは結局わかりませんでした。

 食事をしたり、シャワーを浴びたりのんびりしながら準備をしていたら、いつの間にか10:30が過ぎています。
 結局、ドタバタと準備をして、11:00にチェックアウト。
 最寄のバス停までは歩いて5分弱(スーツケース修正)
 しかし。
 
 こんなところ。
 屋根とベンチがあるだけです。

 私の性格上、バス停には10分前には居たいですね。
 すると、屋外の−20℃といっているところで、待たなくちゃいけないわけです。
 しかも、今後のことも考えて、それほど重装備しているわけじゃありません。
 
 ・・・・・・・・・寒いな。

 チェックアウトを終わって外に出ると、昨夜のオーロラハンティングで見かけた女性が、話しかけてきました。

『スーツケースはレセプションで預かってくれますよ?』

 ああ、そうですか。でも、リエコンリンナに用があるので。
 
 キエッピからリエコンリンナまでは、下り坂です。
 歩いて、5分強くらいですかね。雪道ですが、そんなにかかりません。
 
 で、リエコンリンナまで行くと、11:45発まであったかいところでバスを待っていられます。
 同じく11:45のバスで帰る方たちが、ガイド会社の方とお話しているのを脇で聞いていました。

 11:40ごろバスは到着。
 荷物を積んで、乗り込みます。
 11:45定刻どおりにバスは出発。他のホテルを回ります。
 坂道を下ろうとしたところ、
『ちょっと待ってください!STOP!STOP!』
 後ろの席の人が叫びました。
 振り返ってみると、スーツケースを引きずって、二人、走ってバスを追いかけていました。

 そんなこんなで他のホテルを回り、11:55ごろ、上のバス停へつきました。

 やっぱり待っているのは寒そうでした。
バスチケット
 
 12:10ごろ、バスはイヴァロ空港へ出発。
 
 27km先のイヴァロ空港へは30分程度で着きました。
 イヴァロ空港
 
 そそくさと搭乗手続きにならびました。

 それから手荷物検査。

 イヴァロ空港2番ゲート

 昨夜オーロラハンティングでご一緒した方に、昨夜の写真を見せたりしながら、時間をつぶしました。
 飛行機の離陸時間は13:30予定。搭乗時間は13:10です。

 そういえば・・・・・・・・・
 13:00を過ぎても乗り込むはずの飛行機が見当たりません。
 初めは陰になって見えないだけだと思ったのですが、やっぱりありません。

 搭乗予定の2分前。13:08。
 突然、飛行機が着陸しました。
 飛行機から、乗客が降りてきます。

 ・・・・・・・・・えぇ?
 いま、到着したの?
 でも遅延のメッセージ出てないなぁ。いつになるんだろう?
 
 13:18。
 搭乗開始。

 到着からたった10分で、搭乗開始??

 すごいですね。
 
 
 
 12:40。
 飛行機は動き出しました。
 12:42。
 離陸。

 なんか、無駄な時間は一切ないという感じですね。

 通路側のシートなので、外を見ることもできず。
 何もなくヘルシンキ空港へ到着。
 
 流れのまま、乗り継ぎの方向へ進んでいく。
 
 出国審査。
 なぜかテレビ局の取材が来ていたようで、何ヶ所かある出国管理の窓口の一つで、審査官がインタビューに答えながら、審査を行っていました。
 1,2,3・・・・・・・・・あれ?
 並んでいる人数を数えると、私はその審査官に当たりそうだ・・・・・・・・・

 見事当たりました。
 でも、特に何もなく、スルッと通過。
 あとはゲートに向かうだけ。
 
 北欧らしいお店。
 
 さて。時間は結構ある。
 手持ちの金は50ユーロ弱。
 
 タバコが切れている。
 売店でテキトーに選んでかったら、重すぎて吸えなかった。
 同じ売店で、日本の漫画をフィンランド語に訳したものが売られていた。
 しかもちょっと古め。
 『ああ!女神さま!』という漫画の、フィンランド語版を購入。
 そういえば、この話のベースって、北欧神話だっけ?

 残りの40ユーロちょっとを日本円に両替。
 小銭がある。自動販売機でジュースを買う。
 
 ・・・・・・・・・買う?

 買えない。
 穴がないぞ?

 と、思ったら、コインを一枚丸い部分の上に乗せて、上側にスライドさせて投入。
 それをコインの数だけ繰り返す。

 びっくり。
 めんどくさいなぁ。
 
 何とか買えて、36番ゲートへ。
 
 しばし、時間をつぶす。
 定刻どおり出発。

 シートに行くと、座席の上に見知らぬ荷物が。
 日本人のフライトアテンダント居たので聞くと、
『あなたが購入したものでしょう?』
 とのこと。
 そんなことあるかい。
 フィンツアーの機内免税販売予約は行きの飛行機の5日後以降に出発する便にしか使えないはずだろう?私はたった3日後だぞ?
 指定座席は合っている。
 荷物に書かれた指定座席も合っている。
 でも、名前が違う。
『ボーディングパスを見せろ!』
 はい。
 何も問題はない。

『・・・・・・・・・』

 荷物を持って、フライトアテンダントは去りました。
 ちょっと、不愉快。

 定刻どおり出発。
 特に問題なく。

 その後、食事。
 食事が済んで、『アイスエイジ』の映画を見終わると、猛烈な眠気が。

 ぐー。

 ずっと寝ていました。

 そして、突然、たたき起こされました。
『これはあなたが購入したものでしょう?』(結構早口な英語)
 さっき持って行った荷物(どうやら、お土産用のお菓子を大量購入している包みらしい)を押し付けられました。

 No!

『チケットを見せろ!』

 めんどくさいなぁ・・・・・・・・・
 もう一度ボーディングパスを見せる。

『・・・・・・・・・』

 フライトアテンダントは、不愉快そうな顔をして去っていきました。
 こっちが不愉快だよ。
 フィンエアーって、世界でも人気の高い航空会社だって聞いていたんですけどね。

 そんなこんなであとはずっーーーと寝てました。
 成田着は午前10:00。定刻。
 

 さて。とりあえず、初めての北欧の旅は終了です。
 
 成田で、寿司かラーメンかカツどんを食べよ〜
 今まで海外から帰ってきても、あんまり日本の食べ物を食べたいって思わなかったのですが、今回ばかりはなぜかすごく食べたくなりました。
 
 でも、スカイライナーは時間がちょうどいい・・・・・・・・・

 うう。上野まで我慢しよう。
 
 これって、最近有名なあの建設中のバベルの塔?別物?

 
 上野で本屋へ直行。
 日本語の本だ〜
 小説と漫画を買い込む。
 新幹線の予約も完了。
 
 あ。
 レストランに入るんだった。
 と、気がついたのは、新幹線改札を抜けた後。
 
 よ、よし。
 駅弁を買おう!
 駅弁を二つと緑茶、ほうじ茶を買い込む。

 どうにもしまらない旅の終わりだった。



 結論:
 オーロラ旅で、北欧はもう行かなくていい。
 以前『水曜どうでしょう』で大泉洋が破壊されていたが、あれほどの移動はしていなくても、いろいろと壊れて帰ってきました。
 同じお金なら、北米がいいです。

 今年で、オーロラ旅は終わりにしよう(最近、毎年言ってますが)と思っていましたが、北米で口直しがしたいですね。



 次回はいつ行けるかなぁ?

 同行者募集中です。
 (北米に限る)
 
 では。

 とりあえず、今年もオーロラが観られたことに感謝して、今季のオーロラ旅日記は終了です。

 (あと、書き忘れたことなどをそのうちアップします)


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