3月21日 潮を選んではいられないのは、やっぱり辛いなあ
長潮で、満潮が朝7時半頃、 満干の差が 1M20位と、チヌ釣りには辛い潮ですが、
贅沢は言ってられません。 三連休なので、こりゃあ 行くしかないでしょう。
朝6時、釣り人は7〜8人 潮が悪くても 来る人は来るんですね。 釣り仲間の Y君の姿も見えます。
風も少々出ていて、船頭さんも、釣り人も 「さあ、何処で竿出ししようかなあ」と、悩んでいます。
私は、沖の方の磯をお願いしていたのですが、どうも釣果がよくないらしく場所変更。
ベテランの Mさんが、馬島のポイントを勧めてくれたので、船長さんに磯まで船を走らせてもらったのですが
釣り座が狭いのと、「大型船が通ると潮をかぶるコトがあるよ」と言うので、辞退。
「あと、10歳若かったらなあ〜」です。
結局、武士島の東側に上がり、7時半竿出し。まだ満ち潮が残っていて、釣り座から東へ良い潮が出ています。
釣り船も何隻か出ています。撒き餌を打って、仕掛けを入れると 反応。 お馴染みの イソベラです。
はじめての磯なので、少しずつポイントを変えながら釣っているのですが、当たってくるのは イソベラばかり。
潮が止まりはじめた頃、良い感じでウキが入ります。あわせると、イソベラとは違う重量感のある引き。
大きくはないけれど、チヌかなと期待して浮かせると、少し赤い魚。タモ入れしてよ〜く見てみると。タナゴです。
大きくなるとこんな色になるのかなあと、ちょっと驚き。
やがて潮が止まり、全く反応が無くなりました。見ると先ほどまでいた釣り船が一隻もいません。
どこかへ移動したようです。磯釣りは移動できませんので、動ける範囲でポイント探しするのですが
初めての磯なのと、潮が止まっているので、何処が良いのか全く見当が付きません。
仕方ないので、食事をしたり、仕掛けを直したり、して潮待ちです。
Y君は、いつもの場所で、一枚取り込んだようですが、その後潮が止まってしまって、反応が無いらしい。
10時を回った頃、引き潮が船着き辺りから西へと出始めました。
釣り座の足元から7〜8Mは、平たく根が出ているのでその沖の掛け上がりを狙って仕掛けを入れ、
潮筋を流すのですが反応無し。 ではと、釣り座を移動して、引かれ潮をやってみても反応無し。
ではと、仕掛けを変えて、全遊動でやっても反応無し。「こりゃ〜〜弱った。ボウズかなあ〜。」
時計の針は13時、残り時間は後30分。潮筋を流していたウキが、また根掛かりしたように沈んでいます。
「もう居食いでもいいから、チヌよ食ってこい!」と、あきらめお願いムードになった時、
道糸が、バチバチバチと出て行きます。
とっさに合わせ !。 ギュイーンと臨海を締めこんで行きます。かなり高場で竿出ししていたので、
まずはチヌとの距離を縮めに掛かります。姿はまだ見えないけれど、根に寄ってきた頃を見計らって
タモを持って場所移動。ほとんど隣の釣り座と思える位の所まで移動し浮かせにかかりますが、
頭の上の松の木が邪魔で竿が起こせません。もう一段下の干出し岩にまで降りて取り込み。
納竿間際に何とか一枚出て本日終了。ポッチャリと肥えた45サイズでした。
水温 11.5度 ほんの少し上がっていました。