| CARD No. | キャラ | 見出し | 文 |
| 37 | 麻由 | ウ、ウソ・・・・・・ですよね? | ひと雨来そうな空模様だった。胸騒ぎがしてバイト先から部屋に戻った主人公が見たのは、向かい合っているトモコと麻由。トモコは麻由に、主人公はタウン誌の占い記事を利用して女子高生をもてあそぶ詐欺師だと告げる。麻由は、大きなショックを受ける。 |
| 38 | 麻由 | イヤァーッ!!! | 麻由は外に飛び出した。泣きながら引き止めるトモコを振り切り、麻由を追う主人公。日はすでに暮れ、雨が激しく降っている。春雷・・・・・・。靴下のまま街を駆ける麻由の頬を、雨と涙が流れる。 |
| 39 | 麻由 | お願い! こないで! | 「待ってくれよ、麻由! ボクの話を聞いてくれよ!」主人公の声を背中に聞き、麻由は逃げるように走る・・・・・・。 バシャッ! つんのめり、水たまりに倒れる麻由。再び走り出そうとするが、まゆの腕を、主人公がつかむ。 |
| 40 | 麻由・主人公 | 麻由が大好きなんだ! | 「ボクは・・・・・・ボクは麻由が好きなんだ!麻由が大好きなんだ!」主人公は麻由に自分の想いをぶつけた。「麻由とずっといっしょにいたいんだっ!もう、どこにも行かないでくれよ!お願いだ!麻由!」 |
| 41 | 麻由 | 私も・・・・・・いっしょにいたい・・・・・・ | 麻由も、同じ想いだった。二人は抱き合い、唇を重ねる。降りしきる雨の中の二人のシルエット。顔を寄せる二人の間には、桜の花びらが見える・・・・・・。そのとき、麻由がつぶやいた。「あ・・・・・・。さくらが・・・・・・。さくらが・・・・・・。」 |
| 42 | 麻由 | 記憶を取り戻した麻由 | 麻由の脳裏に、今までの記憶が映像となって蘇る。「わたしって・・・・・・わたしって・・・・・・」麻由はすべてを思い出した。「イヤァアアーッ!!!」麻由は主人公を押しのけると、おびえたように走りだす。 |
| 43 | 麻由 | 列車の音が、麻由の叫びをかき消す | 再び麻由を追う主人公の行く手を、貨物列車がさえぎる。遮断機の向こうで叫ぶ麻由の声は、主人公の耳には届かない。遮断機が上がった後に、麻由の姿はなかった・・・・・・。 |
| 44 | 麻由 | 私は、帰らなければならないの・・・・・・ | 路地裏に隠れた麻由に、猫が擦り寄ってくる。猫の声を聞いた主人公は、麻由に呼びかけ続ける。麻由は主人公のもとに飛びだそうとするが、その瞬間、彼女の体は桜色の光になり、夜空に消えていく。そして主人公の手のひらに、1枚の桜の花びらが舞い降りる・・・・・・。 |
| 45 | 麻由 | 来年は、この『思い出桜』の下で・・・・・・ | 麻由が消えて1週間。悲恋桜の下で眠る主人公の前に、麻由が現れる。麻由は自分が桜の精であることを告げ、「来年もこの悲恋桜の下で、いえ、この『思い出桜』の下でお会いしましょう」と言って消えていく。麻由の思い出を胸にしまい、主人公は明日へと歩き始める。 (グッドエンド 麻由編) |