FreeBSDのインストール



   今回FreeBSDをインストールするに当たって、PCMCIAのSCSIカード及びCD-ROMドライブが無かった為に
   自宅で動かしてるFreeBSDマシンのCD-ROMを利用し、FTPインストールを行う事にした。
   このPageは、FreeBSDのインストール自体より、PAOの組み込みを中心に書いていますので、FreeBSDの
   インストール自体のお役には立たないです。(^^;
   FreeBSDのインストールに関して詳細を知りたい場合は、http://www.jp.freebsd.org/ にある日本語
   リンク集や、市販の書籍・雑誌等を参考にして下さい。
   また、FreeBSDの2000年問題についてはYear 2000 bug (aka "Millennium bug")のPageを参照して、対
   応して下さい。(2.2.5-RELEASEをInstallしましたので1999年11月に対応パッチを当てました。)


    準備

       (1) PAOの入手

           http://www.jp.freebsd.org/PAO/から最新かつ今回インストールするFreeBSD 2.2.5-RELEASE
           にあったPAO-boot.flp及びPAOのパッケージをdownloadする。

       (2) bootフロッピの作成

           Windows95のDOS窓でrawriteコマンドを実行しbootフロッピを作成する。

       (3) ftp server側の準備

           /var/ftp/pub以下にFreeBSD 2.2.5-RELEASEのCD-ROMをmountするディレクトリを作成する。
           今回は/var/ftp/pub/FreeBSD/2.2.5-RELEASEというティレクトリを作成し、CD-ROMをmount
           した。

           # mount -t cd9660 /dev/cd0c /var/ftp/pub/FreeBSD/2.2.5-RELEASE


    FreeBSDインストール

       (1) bootフロッピで起動

       (2) インストールメディアの選択でftpからインストールを選択し、ftpサイトに

           ftp://192.168.1.1/pub/FreeBSD

           を指定する。

       (3) あとは通常のインストールと同じように行い、packagesもこの時に一気に指定していれて
           しまうと後々楽が出来ます。


    PAOのインストール

       (1) FreeBSDを起動する。

           FreeBSDをインストールした直後の状態ではPAOのパッケージが入っていない
           のでPCカード等は利用できません。

       (2) 予めdownloadしておいたPAOのパッケージを/usr/srcに展開する。

           MS-DOSフォーマットのフロッピ経由でWindows95のマシンから移した。

           # mount -t msdos /dev/fd0 /mnt
           # cp -f /mnt/PAO-971211.tar.gz /usr/src/PAO-971211.tar.gz
           # umount /mnt
           # cd /usr/sec
           # tar xvfz PAO-971211.tar.gz

       (3) /sysのbackup

           # cd /usr/src/PAO-971211/2.2.5-RELEASE
           # make backup-sys

       (4) カーネルのソースツリーにカーネル用のパッチを適用する

           # make patch

       (5) 新しいインクルードファイルを /usr/include にコピーする

           # make install-include


       (6) カーネルの config ファイルを環境にあわせて書き換える

           /usr/src/sys/i386/conf/PAO_ALL を元にしてFMV-475NL用のconfigファイルを作成する。

           * "controller crd0" と "device pcic0" は削除しないように注意する事。

           # cd /usr/src/sys/i386/conf
           # cp PAO_ALL TRISTAR
           # vi TRISTAR

       (7) カーネルをコンパイルする

           # config TRISTAR
           # cd ../../compile/TRISTAR
           # make depend
           # make
           # make install

       (8) 管理デーモンとユーティリティをコンパイルしてインストールする 
           (apm(8) と shutdown(8) は新しいバージョンと入れ換える)

           # cd /usr/src/PAO-971211/usr.sbin
           # make
           # make install

       (9) pccard スロットと APM BIOS に対応するデバイスファイルを作る

           # cd /usr/src/PAO-971211/2.2.5-RELEASE
           # make devices

       (10) PC-card のコンフィギュレーションファイルや他の /etc ファイルをインストールする

           # cd /usr/src/PAO-971211/2.2.5-RELEASE/etc
           # make install
           # cd /etc
           # cp -f pccard.conf.sample pccard.conf

       (11) /etc/rc.conf を書き換える

           # vi /etc/rc.conf

           以下、FAQより抜粋。

         ------------------------ ここから ----------------------------
           1. apm_enable

              もしこの変数が YES に設定されていれば、/dev/apm アプリ
              ケーションインターフェースを使用することが可能となり、
              カーネルは APM イベントをハンドルすることができるよう
              になります (デフォルト: NO)。

           2. pccard_enable

              もしこの変数が YES にセットされていれば、PC-card マネー
              ジャデーモンがブートストラップ時に起動されます (デフォ
              ルト: NO)。

           3. pccard_mem

              もし PCIC 用のスクラッチメモリとして DEFAULT (0xd0000) 
              以外を使用したい場合は、この変数を明示的に指定して下さ
              い (デフォルト: DEFAULT)。

           4. pccard_ether

              カーネル中に configure されたすべてのイーサネットイン
              ターフェースをリストします。例えばもし PAO を config 
              ファイルとして使用した場合は、この変数の適切な値は、 
              pccard_ether="ed0 ep0 fe0 sn0"となります (デフォルト:
              NO)。

           5. pccard_beep

              pccard_beep が 0 に設定されると、PC カードの抜き差しは
              サイレントモードになります。もしこれが 1 または 2 に設
              定されると、カードが抜き差しされた際にマシンがビープ音
              を発生します。1 と 2 はそれぞれ、シンプルビープモード
              とメロディモードに対応します (デフォルト: 2)。

           6. ifconfig_"インターフェース名"

              "pccard_ether" にリストされたすべてのインターフェース
              に対応する ifconfig の引数を指定する。もしこの変数の値
              が "DHCP" にセットされていたら、DHCP (Dynamic Host
              Configuration Protocol) クライアントが自動的に対応する
              インターフェースに対して起動される。もし "DHCP" を使用
              したい場合は、ports/packages コレクション内の 
              WIDE-DHCP パッケージをインストールし、かつカーネルに 
              BPF (Berkeley Packet Filter) を configure しなければな
              らない (PAO config ファイルにはこの定義が含まれている)。
              また bpf? デバイスを MAKEDEV するのも忘れないように。

              (例 1)
                    pccard_ether="ed0 ep0 fe0 sn0"
                    ifconfig_common="10.0.0.1 netmask 0xffffff00"
                    ifconfig_ed0=$ifconfig_common
                    ifconfig_ep0=$ifconfig_common
                    ifconfig_fe0=$ifconfig_common
                    ifconfig_sn0=$ifconfig_common

              (例 2)
                    pccard_ether="ed0 ep0 fe0 sn0"
                    ifconfig_common="DHCP"
                    ifconfig_ed0=$ifconfig_common
                    ifconfig_ep0=$ifconfig_common
                    ifconfig_fe0=$ifconfig_common
                    ifconfig_sn0=$ifconfig_common

           7. defaultrouter

              もしこの変数をセットした場合は、デフォルトルータがカー
              ドを挿入した時に自動的に登録され、カードを抜いた時に自
              動的に削除されます。この変数は、対応するインターフェー
              スの ifconfig のパラメータを "DHCP" に設定した場合には
              無視されます。

         ------------------------ ここまで ----------------------------

       (12) システムを再起動する

           これでPAOが組み込まれたシステムが立ち上がるはずです。(^^;


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Last Update 1999.11.02