はじめに
IrDA I/F付きISDN公衆電話に続き、ICカード公衆電話が出現しましたが、こちらもMobile Computingの為にIrDAのポートがついています。
また、首都圏と長野のみに展開されているIrDA I/F付きISDN公衆電話と違い、ICカード公衆電話は主要都市からですが全国的に展開されつつありますから、これをMobileで利用しない手はありません。
基本的なIrDA I/Fの仕様はIrDA I/F付きISDN公衆電話と同じで、Windows95でのinfファイルも同じもので、基本的にはWindows95/98以外の利用は保証されていません。
しかしながら、赤外線通信インタフェース付ISDN公衆電話機のご利用方法のPageでもザウルスやE-55での接続方法も示されているように、工夫次第でWindowsCEでも接続が可能となります。
IrDA I/F付きISDN公衆電話ではIrDAのファームウェアの版数が違うのか接続出来ないようですが、ICカード公衆電話では下記の方法で問題なくE-55/A-55V/Jornada 680/Jornada 720/GFORTで接続出来ました。
また、Combaseに関しても未確認ですが、下記のCombaseに関する記述で接続可能かもしれません。
準備
CASSIOPEIA E-55の場合は「CASIO 赤外線通信(IrCOMM)」、HP Jornada 720の場合は「Generic IrDA Modem」というのが標準でありますのでこれを利用します。
またGFORTでは、「汎用IrDAモデム」が標準でありますのでそれを利用します。(別に「赤外線通信(IrCOMM)」というのがありますがこちらではありません)
CASSIOPEIA A-55VやHP Jornada 680の場合は、レジストリを操作してIrDA用のモデムを定義してやる必要があります。
以下のレジストリデータをregeditでImportすれば、「Ir Public Phone PPP-SYNC 64kbps」というモデムがモデムの選択時に現れます。尚、HP Jornada 680では「Raw IR Port on COM4:」というのが標準でありますが、これではうまく行かないようです。
| [HKEY_LOCAL_MACHINE\ExtModems\Ir_Public_Phone] "FriendlyName"="Ir Public Phone PPP-SYNC 64kbps" "DeviceType"=dword:00000001 "Port"="COM3:" |
尚、レジストリを触る場合は危険が伴いますのであくまで自己責任で行って下さい。
リモートネットワークの設定
(1) CASSIOPEIA E-55/GFORTの場合
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リモートネットワークの設定でダイヤルアップ接続を選択後にモデムの選択で「CASIO 赤外線通信(IrCOMM)」を選択します。 GFORTでは接続の設定で「汎用IrDAモデム」を選択します。 |
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次にモデムの設定をタップし、ポートの設定で通信速度を115200bpsに設定し、さらにフロー制御を「なし」にします。 GFORTでは詳細設定のポートの設定でフロー制御を変更します。 Combaseではフロー制御を「ハードウェア」にしてみて下さい。 ※ ICカード公衆電話の場合はフロー制御はデフォルトの「ハードウェア」のままでも接続できるようです。 |
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次に呼び出しのオプションのところで追加設定のところに「S100=1」と設定します。 GFORTでは接続の設定の最後のページのモデムの追加設定がありますのでそこで設定します。 Combaseの場合ここを同期64k時に「&Q5$S12」とすると接続出来るかもしれません(現在のコンセプトモデル機では非同期38.4kは未サポート)が、私のほうでは確認はしていませんのでうまく繋がるかどうかわかりません。(^^; |
(2) CASSIOPEIA A-55V/HP Jornada 680/HP Jornada 720の場合
ネットワークの設定でダイヤルアップ接続を選択し、モデムの選択で準備の時にレジストリに登録した「Ir Public Phone PPP-SYNC 64kbps」を選択します。
HP Jornada 720の場合は「Generic IrDA Modem」を選択します。
モデムの設定では、まずポートの設定で通信速度を115200bps、フロー制御を「なし」に設定します。
Combaseではフロー制御を「ハードウェア」にしてみて下さい。
次に呼び出しのオプションのところで追加設定のところで「S100=1」と設定します。
Combaseの場合はここを「&Q5$S12」としてみましょう。
以上の(1)または(2)の通りに設定後にTCP/IPの設定は通常のISPに接続する場合と同じように設定し、電話番号はISPのISDN同期64Kのアクセスポイントの電話番号を設定すれば完了です。
Combaseでは未サポートですが、ICカード公衆電話の場合は追加設定で「S100=0」とすることで非同期38.4Kでの利用も可能です。
ダイヤルアップ接続
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設定が終わったら、実際に接続を行いましょう。 ICカード公衆電話機の操作についてはこちらをご参照下さい。 左の画像はISPのISDN64k同期のアクセスポイントにICカード公衆電話機を利用してE-55で接続しているところです。 正しく設定してもうまく接続できない場合もありますが、電話機の故障より設置場所の環境の問題(近くに自動ドアの赤外線センサーがある等)の場合が結構ありますので場所を変えて試みて下さい。 |
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Last Update 2001.03.03