第51回有馬記念 レース結果&回顧

9R 第51回 有馬記念(GI)

サラ系3歳以上 2500m 芝・右
(混合)(指定) オープン 定量
本賞金: 18000 7200 4500 2700 1800 万円
付加賞: 302.4 86.4 43.2 万円
発走 15:25
天候:晴   芝:良
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 3 4 マル市ディープインパクト 牡4 57.0 武豊 2:31.9   33.8 438 +2 池江泰郎 1
2 1 1 ポップロック 牡5 57.0 O.ペリエ 2:32.4 35.0 494 前計不 角居勝彦 6
3 4 5 ダイワメジャー 牡5 57.0 安藤勝己 2:32.5 3/4 35.3 532 +6 上原博之 3
4 3 3 マル父ドリームパスポート 牡3 55.0 内田博幸 2:32.5 ハナ 34.9 478 +12 松田博資 2
5 5 8 メイショウサムソン 牡3 55.0 石橋守 2:32.7 1 1/4 35.4 518 +4 瀬戸口勉 4
6 2 2 マル父デルタブルース 牡5 57.0 岩田康誠 2:32.7 クビ 35.3 520 前計不 角居勝彦 9
7 6 9 トウショウナイト 牡5 57.0 武士沢友治 2:32.8 3/4 35.3 496 +14 保田一隆 10
8 7 12 マル父アドマイヤフジ 牡4 57.0 武幸四郎 2:32.8 クビ 34.6 528 -8 橋田満 12
9 6 10 アドマイヤメイン 牡3 55.0 柴田善臣 2:32.8 ハナ 36.3 496 -7 橋田満 7
10 4 6 スイープトウショウ 牝5 55.0 池添謙一 2:32.9 クビ 34.5 456 -8 鶴留明雄 5
11 5 7 シカク地コスモバルク 牡5 57.0 五十嵐冬樹 2:33.2 35.4 512 +2 田部和則 8
12 7 11 スウィフトカレント 牡5 57.0 横山典弘 2:33.3 クビ 34.4 478 -4 森秀行 11
13 8 13 マル父ウインジェネラーレ 牡6 57.0 蛯名正義 2:33.6 1 3/4 35.7 556 0 国枝栄 13
14 8 14 トーセンシャナオー 牡3 55.0 勝浦正樹 2:34.0 2 1/2 36.3 442 -4 森秀行 14
タイム
ハロンタイム 7.1 - 11.5 - 11.4 - 11.3 - 11.8 - 12.8 - 12.9 - 12.7 - 12.2 - 12.8 - 12.2 - 11.2 - 12.0
上り 4F 48.2 - 3F 35.4
コーナー通過順位
1コーナー 10=5,8(2,1,14)(3,9)-7(13,12)-4-6=11
2コーナー 10=5(2,1,8)14,9,3,7,13,12-4-6-11
3コーナー(2周目) 10-(5,8)(2,1)9,3,14,7,13,4,12,6-11
4コーナー(2周目) (*10,5,8)(2,1,9)(3,13,7)(14,4)(12,6)11
払戻金
単勝 4 120円 1番人気 馬連 1-4 1,070円 4番人気 馬単 4-1 1,210円 4番人気
複勝 4
1
5
100円
360円
230円
1番人気
5番人気
3番人気
ワイド 1-4
4-5
1-5
570円
330円
1,840円
6番人気
2番人気
19番人気
3連複 1-4-5 2,890円 9番人気
3連単 4-1-5 9,680円 31番人気
枠連 1-3 1,000円 5番人気                


レース回顧(netkeibaより引用)

有馬記念

 期待通りだったのは、勝って引退したディープインパクトだけだった。ディープインパクトの最後の1戦「有馬記念」だから、各種のイベント企画をはじめ、多くのマスコミもさまざまな趣向を凝らして有馬記念を盛り上げようと努力を重ねたが、終わってみると拍子抜けするほど盛り上がらなかった気がする。

 ディープインパクトはとうとう最後まで、怪物とか天才とか英雄などあまりに平凡すぎてディープインパクトにふさわしくないキャッチを受け入れなかった。みんなはディープインパクトを懸命に理解しようとしたが、ディープインパクトの方は、途中からひょっとすると変に騒ぎまくる周囲に辟易していた気がする。周りの関係者にさえ本当の自分は見せる必要がなくなり、一線を画していたかも知れない。

 ディープインパクトは、その独特の走法と傑出した能力で人々を惹きつけたが、周りがあまりに特別視しすぎ、ビジネスに利用しようとしすぎることを知ってしまった。ディープインパクト自身がなにをしたくて、なにを望んでいるのか、本当の理解者は次第に少なくなってしまったのだろう。いつしか宝物にまで祭り上げられてしまった。

 しかし、ファンは鋭い。今年の有馬記念、たった11万人しか競馬場に来なかった。売り上げは別の要素が左右する部分が大きいとはいえ、わずか440億円にとどまった。昨年は入場者16万人。今年の売り上げ減は実に約12%にも及んでいる。拝金のディープインパクト・ビジネスに嫌気のさしたファンがほとんどだったのだ。

 レースも案外、平凡な見どころのない内容に終わってしまった。アドマイヤメインは一応の形は作ったが、ただ行ったというだけでだれも眼中にないところがつらい。2番手がダイワメジャーになってしまったのが、レース展開全体としての誤算。距離があるから事実上のペースメーカーになってしまった同馬が途中からピッチを上げてレースを作れるわけもなく、そうこうしているうちに2番手以下は動きのないままのスローに終始。勝負どころさえ作れないまま、あっという間にディープインパクトに飲み込まれてしまった。

 それだけディープインパクトの能力が抜けていたといってしまえばそれまでだが、コスモバルクや、メイショウサムソン、デルタブルースなど、ディープインパクトの引退レースだからこそ、せめて先行の脇役の役割だけは果たして欲しかった。ただ、回ってきただけの印象はぬぐえない。11万人しか来場しなかったファンは、ひょっとして意外やつまらないレースが展開されることを察知してしまっていたのだった。

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