第73回東京優駿 レース結果&回顧

10R 第73回 東京優駿(GI)

サラ系3歳 2400m 芝・左
牡・牝(指定) オープン 定量
本賞金: 15000 6000 3800 2300 1500 万円
付加賞: 3729.6 1065.6 532.8 万円
発走 15:40
天候:晴   芝:稍重
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 1 2 メイショウサムソン 牡3 57.0 石橋守 2:27.9   35.1 502 -2 瀬戸口勉 1
2 3 6 アドマイヤメイン 牡3 57.0 柴田善臣 2:28.0 クビ 35.4 496 -2 橋田満 4
3 7 15 マル父ドリームパスポート 牡3 57.0 四位洋文 2:28.3 34.9 462 -2 松田博資 7
4 2 4 マルカシェンク 牡3 57.0 福永祐一 2:28.3 クビ 35.1 500 +4 瀬戸口勉 5
5 2 3 マル父マル市ロジック 牡3 57.0 幸英明 2:28.5 1 1/4 35.4 488 0 橋口弘次郎 11
6 6 12 マル市アペリティフ 牡3 57.0 和田竜二 2:28.7 1 1/2 35.8 480 -4 坪憲章 13
7 5 10 アドマイヤムーン 牡3 57.0 武豊 2:28.8 3/4 35.4 478 0 松田博資 3
8 4 7 マル市フサイチリシャール 牡3 57.0 G.ボス 2:29.0 1 1/4 36.2 486 -4 松田国英 10
9 3 5 マル父トーホウアラン 牡3 57.0 藤田伸二 2:29.2 36.3 470 -8 藤原英昭 9
10 5 9 サクラメガワンダー 牡3 57.0 内田博幸 2:29.2 クビ 36.0 464 -6 友道康夫 6
11 8 17 マル市フサイチジャンク 牡3 57.0 岩田康誠 2:29.4 1 1/4 36.1 480 +4 池江泰寿 2
12 8 18 エイシンテンリュー 牡3 57.0 蛯名正義 2:29.5 3/4 35.8 482 0 坂口正則 14
13 4 8 パッシングマーク 牡3 57.0 北村宏司 2:29.6 3/4 36.2 472 -6 浅見秀一 16
14 7 14 マル外ジャリスコライト 牡3 57.0 横山典弘 2:29.9 1 3/4 36.5 478 -2 藤沢和雄 8
15 1 1 スーパーホーネット 牡3 57.0 川田将雅 2:30.6 37.4 432 -6 矢作芳人 18
16 7 13 マル父マル市トップオブツヨシ 牡3 57.0 池添謙一 2:30.6 クビ 37.9 446 -4 鶴留明雄 15
17 8 16 マル市ナイアガラ 牡3 57.0 小牧太 2:31.0 2 1/2 37.6 460 -10 池江泰郎 17
中止 6 11 ヴィクトリーラン 牡3 57.0 安藤勝己   476 -2 田所清広 12
タイム
ハロンタイム 12.6 - 11.8 - 13.0 - 12.8 - 12.3 - 12.7 - 12.9 - 12.5 - 12.0 - 11.5 - 11.8 - 12.0
上り 4F 47.3 - 3F 35.3
コーナー通過順位
1コーナー 6(7,11,13)(2,5,12)(1,9)3,17(4,10,16)15(8,14)18
2コーナー 6-11,7,13,2,12,5(1,9)3,17(4,16)14(8,10,15)18
3コーナー 6,13(7,2,12)(5,3)9(1,17)(4,14)(16,15)(8,10)18
4コーナー (*6,13)(7,2)(5,12)3(1,4,9)17(8,10,16,15,14)18
払戻金
単勝 2 380円 1番人気 馬連 2-6 1,120円 3番人気 馬単 2-6 2,110円 2番人気
複勝 2
6
15
150円
220円
280円
1番人気
4番人気
5番人気
ワイド 2-6
2-15
6-15
400円
680円
1,170円
2番人気
6番人気
18番人気
3連複 2-6-15 3,420円 8番人気
3連単 2-6-15 12,650円 18番人気
枠連 1-3 1,080円 4番人気                


レース回顧(netkeibaより引用)

日本ダービー

 皐月賞に続いてメイショウサムソンの完勝だった。今回は1番人気馬。マークされる立場にあったが、好位のインの4〜5番手。早め3コーナー過ぎで外に出し、正攻法で押し切った。追い込みの決まりにくい馬場状態もあったが、早め早めに先行のアドマイヤメインに的を絞り、強気にスパート。着差こそクビでも並んでからは楽だった。

 稍重まで回復した芝は、それでも重に近い状態。アドマイヤメインがどんなペースで先導するかに最大のポイントがあったが、予想以上の超スロー。スピードに乗りにくい芝もあったが、青葉賞が前後半72.5-72.8秒の絶妙のバランスで2分25秒3。毎日杯も3月の500万戦も一定の平均ペースで他馬にも脚を使わせる形で3連勝してきたが、今回の2400mの前後半75.2-72.8秒のスロー。逃げ馬ができるだけペースを落とそうとするのは当然で、巧みにスローに持ち込んだ結果が2着に結びついたのだが、頂点のGIの日本ダービー。はからずも主導する形になった馬には、クラシックらしい、しかるべきペースも求められるという声はいつもあり、前半1200m通過1分15秒2は近年のダービーとしては特異すぎだろう。先行抜け出しのメイショウサムソンにとっては望外の楽な流れで、スパートのタイミングだけを計ればOKだったが、アドマイヤムーン、マルカシェンク、フサイチジャンクなど、ライバルと目された差し馬勢には、それでなくとも切れ味を殺される馬場だっただけに、つらいものがあった。流れが落ち着き、馬順がひとたび決まってしまうと、途中では動くことができなくなる。

 メイショウサムソンのダービー制覇には、皐月賞を制した時点で、石橋騎手を筆頭に、オーナー、トレーナーやスタッフ、多くの関係者の努力の結晶であることはもう報道しつくされているが、ダービー制覇で、さらに多くの人々に(もちろんファンを含めて)、「良かった…」と思わせてしまう不思議なダービーでもあった。小倉でデビューし、すでに11戦。初めて今度はオーバーホールの休養を取ることになるが、3冠に向けてさらにパワーアップしたい。ガーネットの牝系でもあり、さらなる成長力は衆目の一致するところだ。

 目立たないところでは、石橋守騎手が心酔する河内調教師はこの週、3頭も東京に遠征させてすべて石橋騎手を起用。乗り数の少なく、さらにはもう何年も東京では勝った記憶がないという石橋守騎手をフォローした。

 2番人気のフサイチジャンクは、展開云々もない凡走で、敗因は難しいが、幸運とは別の次元にいたのだろう。3番人気アドマイヤムーンは、武豊騎手でなければ2400mのダービーで人気になるタイプの馬ではなかった。5番人気のマルカシェンクも、どちらかというとマイラー型だろう。期待したトーホウアランは理想の好位追走になったが、4角で一気にスパートする脚がなく、そこで他馬に前に入られてしまった。

戻る