第31回エリザベス女王杯 レース結果&回顧

11R 第31回 エリザベス女王杯(GI)

サラ系3歳以上 2200m 芝・右 外
(国際)牝(指定) オープン 定量
本賞金: 9000 3600 2300 1400 900 万円
付加賞: 352.8 100.8 50.4 万円
発走 15:40
天候:晴   芝:良
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 8 15 マル市フサイチパンドラ 牝3 54.0 福永祐一 2:11.6   34.8 502 +6 白井寿昭 7
2 4 8 スイープトウショウ 牝5 56.0 池添謙一 2:11.6 クビ 34.4 464 +6 鶴留明雄 2
3 6 11 ディアデラノビア 牝4 56.0 岩田康誠 2:11.7 クビ 34.6 436 +2 角居勝彦 4
4 1 1 マル父アサヒライジング 牝3 54.0 柴田善臣 2:11.7 クビ 35.3 504 0 古賀慎明 5
5 2 3 マル市アドマイヤキッス 牝3 54.0 武豊 2:12.0 1 3/4 35.6 460 +6 松田博資 3
6 3 5 マル父ソリッドプラチナム 牝3 54.0 小牧太 2:12.1 クビ 34.8 422 0 田中章博 11
7 7 13 マル父サンレイジャスパー 牝4 56.0 佐藤哲三 2:12.2 3/4 34.8 476 +6 高橋成忠 6
8 4 7 レクレドール 牝5 56.0 藤田伸二 2:12.3 1/2 35.0 448 +2 池江泰郎 12
9 2 4 ヤマトマリオン 牝3 54.0 幸英明 2:12.6 1 3/4 35.1 460 0 安達昭夫 15
10 5 10 マル父マル市キストゥヘヴン 牝3 54.0 安藤勝己 2:12.7 クビ 35.9 432 -4 戸田博文 9
11 1 2 マル父ヤマニンシュクル 牝5 56.0 四位洋文 2:12.8 1/2 35.7 502 +4 浅見秀一 10
12 8 16 マル父カワカミプリンセス 牝3 54.0 本田優 2:11.4 (1位降着) 34.5 490 -2 西浦勝一 1
13 3 6 シェルズレイ 牝3 54.0 C.ルメール 2:13.8 38.9 468 +2 松田国英 8
14 6 12 ウイングレット 牝5 56.0 田中勝春 2:14.0 1 1/4 37.2 468 -10 宗像義忠 13
15 5 9 ライラプス 牝4 56.0 鮫島良太 2:16.3 大差 40.2 462 +2 松田国英 14
取消 7 14 マル父ヤマニンメルベイユ 牝4 56.0 武幸四郎   栗田博憲  
タイム
ハロンタイム 12.5 - 10.6 - 11.7 - 11.3 - 11.3 - 12.2 - 12.5 - 12.8 - 13.0 - 11.5 - 12.0
上り 4F 49.3 - 3F 36.5
コーナー通過順位
1コーナー 6-9-(1,10)-(3,12)-11,15(5,16)(2,8)13(4,7)
2コーナー 6-9=1,10(3,12)-11,15,5,16(2,8)(4,7,13)
3コーナー 6=9=(3,1)-(12,10)-15(11,16)2(5,7,8)(4,13)
4コーナー 6=(3,1)(12,10,15)(9,11,2,16)8(5,7)13,4
払戻金
単勝 15 2,620円 7番人気 馬連 8-15 4,180円 16番人気 馬単 15-8 16,200円 45番人気
複勝 15
8
11
510円
150円
220円
7番人気
2番人気
3番人気
ワイド 8-15
11-15
8-11
1,330円
2,020円
410円
15番人気
24番人気
2番人気
3連複 8-11-15 7,980円 26番人気
3連単 15-8-11 92,970円 248番人気
枠連 4-8 400円 1番人気                
返還   返還馬番 14番 返還同枠 7枠


レース回顧(netkeibaより引用)

エリザベス女王杯

 きわめて残念なレースになってしまった。降着になった直線の出来事は多くのファンが確認したとおりで、見解や判断の分かれるところではない。しかし、それにしてもこの秋になって、凱旋門賞のディープインパクトの敗戦から始まり、帰ってからの禁止薬品の検出事件。ジャパンCにほとんど外国の馬が招待に応じてくれず、ジャパンCダートにはただの1頭も海外の馬は来ないというニュースが伝わったころ、この残念なGIでの降着。競馬場に急にファンの数が減った気がする。JRAを中心に競馬サークル全体の危機だろう。どこか、なにかがおかしい。社会全体と同じように……。デルタブルース、ポップロックの痛快なニュースがかすんでしまった。

 カワカミプリンセスの斜行の伏線は3コーナー過ぎの手ごたえの悪さ、行きっぷりの悪さにあった。そのため外に回る余裕はなく馬群の中に突っ込んで行かざるを得なかったところにあるが、ベテランの本田騎手らしからずだいぶ慌ててしまった。斜行のペナルティーは仕方がない。どのレースでも、いつでも起こりえることで、本田騎手を責めても仕方がない。それにしてもカワカミプリンセスは強い。あの苦しい位置から最後は突き抜けて、ゴール前では差を広げている。立て直して出走の来季はもっと強くなりそうだ。

 残念なのは、これで数々のタイトル(年度代表馬だってありえた)を、ほぼ失ってしまったことだろう。かつてのメジロマックイーンと同じように、ぜひ巻き返したい。不名誉をこの後のレースで過去のことにしてしまいたい。

 繰り上がりの1着とはいえ、フサイチパンドラは自分でスパートし外を回って2分11秒6で乗り切ったのだから、立派にエリザベス女王杯の、それもかなり強い勝ち馬として十分な資格がある。陣営のカワカミプリンセスを思いやるコメントも、残念なレースの後だっただけにさすがだった。スイープトウショウは昨年の活力あふれる状態だったら、勝っても不思議ない展開と理想の位置取りだったが、今年は天皇賞が厳しかったためもあって、少し元気がなかった。それでも底力はきちんと示した。

 善戦止まりに終わったディアデラノビア、アサヒライジング、アドマイヤキッスはほぼ能力を出し切っている。その中でアドマイヤキッスは、やはり完全にマイラーだろう。

戻る