第23回ジャパンカップ 結果

T氏のレース回顧

スバリ的中のI氏はともかく、ちょっと淡白なレース内容にはがっかり。
それにしても9馬身差とは・・・強いのか?
N氏のレース回顧

雨はやんだが不良馬場。こうなると重の巧拙を超えた次元。
勝ったタップダンスシチーは昔は重馬場は苦手といっていた。
金鯱賞でも重克服しているし昔より強くなっている。
こうなってくると自分のペースにさえ持ち込めば後ろでは捕まえきれない。
昨年の有馬でも、他を苦しめ今年はどんな展開で、後ろはどんな対応するのか。
2着も前に行ったザッツザプレンティ。前々の競馬と馬場に助けられた面は大きいように思う。
中途半端な2番手だと早めに来られたときにつらくなるかも。
シンボリは本質的に重が得意ではない感じ。3コーナー付近ではダメと覚悟した。
最後3着にきたのは力だが、東京でこの距離だとアドバンテージは小さい。
ダービー馬ネオは中団より後ろから直線内からセコク伸びてきたが
ダービーの力だけ走っていない。来年尻すぼみにならないことを祈りたい。

レース結果

着順 馬番 馬名 斤量 騎手 タイム 着差 馬体重 人気
1 1 1 タップダンスシチー 6 57.0kg 佐藤哲三 2:28.7   502Kg 0 4
2 5 10 ザッツザプレンティ 3 55.0kg 安藤勝己 2:30.2 9馬身 496Kg +4 5
3 3 5 シンボリクリスエス 4 57.0kg O.ペリエ 2:30.3 3/4馬身 540Kg +6 1
4 4 8 ネオユニヴァース  3 55.0kg M.デムーロ 2:30.3 アタマ 488Kg -4 2
5 6 11 アクティブバイオ  6 57.0kg 武幸四郎 2:30.5 1 1/4馬身 500Kg +2 15
6 8 17 タイガーテイル   4 55.0kg T.ジレ 2:30.6 クビ 460Kg +6 14
7 5 9 アンジュガブリエル 5 57.0kg T.ジャルネ 2:30.7 1/2馬身 514Kg 前走計量不能 3
8 1 2 デノン       5 57.0kg C.ナカタニ 2:30.8 1/2馬身 458Kg 前走計量不能 7
9 7 14 イズリントン    4 55.0kg K.ファロン 2:31.0 1 1/4馬身 466Kg 前走計量不能 8
10 6 12 ダービーレグノ   5 57.0kg 幸英明 2:31.2 1 1/2馬身 458Kg +6 18
11 8 18 サンライズペガサス 5 57.0kg 柴田善臣 2:31.3 1/2馬身 482Kg -6 12
12 3 6 アナマリー     4 55.0kg C.ルメール 2:31.3 クビ 454Kg +6 17
13 7 15 スルーヴァレイ   6 57.0kg J.シャヴェス 2:31.3 ハナ 560Kg 前走計量不能 16
14 2 3 サクラプレジデント 3 55.0kg 武豊 2:31.4 1/2馬身 480Kg -8 10
15 4 7 ツルマルボーイ   5 57.0kg 横山典弘 2:31.9 3馬身 462Kg +2 9
16 7 13 ジョハー      4 57.0kg A.ソリス 2:35.6 大差 478Kg 前走計量不能 6
17 8 16 サラファン     せん 6 57.0kg V.エスピノーザ 2:35.9 2馬身 510Kg 前走計量不能 13
18 2 4 フィールズオブオマ せん 6 57.0kg S.キング 2:38.2 大差 524Kg 前走計量不能 11
ハロンタイム  12.9 - 11.7 - 13.1 - 12.4 - 11.8 - 12.2 - 12.2 - 12.8 - 12.2 - 12.0 - 12.4 - 13.0
上り  4F 49.6 - 3F 37.4
1コーナー  1-10,11(4,9,14)13(6,5)(2,16)(15,8,18)17,3,12,7
2コーナー  1=10,11(4,9,14)13,5(15,6,16)2(8,18)17(3,7)12
3コーナー  1=10,11(15,14)4,13(9,5)(6,16)2,8(17,18)-(3,7)12
4コーナー  1=10,11(15,14)-(2,4,13)(9,5)(8,6,16)(17,18)(3,7)-12


<払戻金・給付金>

単勝 01 1,380円 4番人気
複勝 01 280円 3番人気
10 300円 5番人気
05 110円 1番人気
枠連 1-5 2,290円 11番人気
馬連 01-10 7,020円 26番人気
ワイド 01-10 1,710円 22番人気
01-05 470円 2番人気
05-10 570円 4番人気
馬単 01-10 15,660円 47番人気
3連複 01-05-10 4,210円 12番人気


レース回顧

 大差をつけての逃げ切りというのは、うまく読みが的中したファンと、圧倒的な勝利を収めた陣営以外にとっては、往々にして物足りなさが残ったりするものだが、このタップダンスシチーの逃げ切りは文句なしだ。

 2400m2分28秒7。前半の6ハロンを1分14秒1で行き、後半のそれが1分14秒6。ミホノブルボン型の圧倒的な中身であり、後年、必ず「大逃げ」というような形容をすることもありそうだが、G1ジャパンCの1マイル半、これがしかるべきペースであり、少しも大逃げではない。佐藤哲=タップダンスシチーの全能力発揮だった。

 恵まれてのマイペースや、大逃げではないことは、ゴール前の1〜2ハロンではっきりしている。もう一度伸びて一度は4〜5馬身差に詰まったものが9馬身差。今年の馬場はとにかく悪く、当然、負けた陣営はその敗因を「重馬場」に求め、まあそれはその通りなのだが、求められたのは秘める「底力」。ペースを取った馬に直線逆に引きちぎられては、負けを「底力不足」と認識するしかないだろう。

 3歳ザッツザプレンティとネオユニヴァースは、現時点ではこの程度。スパートのタイミングもつかめなかったが、まだ世界のG1をねじ伏せる底力・総合力はなかった。

 人気のシンボリクリスエスは、道中の行きっぷりが「悪かった」というが、タップダンスシチーとは有馬記念でもまったく互角。宝塚記念でも並んで入線のライバルであり、これまで示されていた能力は互角。ペリエ騎手がマークすべき(彼は有力馬をピタッとマークするタイプ)相手を、最初から間違えていたレースの視点のズレは否定できない。今年の最大目標であったジャパンCの完敗は、陣営にとっても大きなショックであるが、冷たくいうと、これが能力ともいえる。全レースを振り返り、その対戦相手を見直すと納得する。

 注目の外国馬は、これも実は本当のレベル通りだ。近年、日本の芝向きの馬を招待する傾向が強いから、今回の重は合わなかった部分はあるが、負け方も、レース運びも、その他多勢の同内容だった。ブリーダーズC組、コックスプレート組へのボーナス制は大正解だったが、残念ながら今年、そこを勝った馬が弱い伏兵馬だった。

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