第25回ジャパンカップ 結果

レース結果

着順 馬番 記号 馬名 斤量 騎手 タイム 着差 馬体重 人気
1 7 14 [外] アルカセット 5 57.0kg L.デットーリ 2:22.1 レコード 496Kg 前走計量不能 3
2 8 16 ハーツクライ 4 57.0kg C.ルメール 2:22.1 ハナ 496Kg +6 2
3 4 8 ゼンノロブロイ 5 57.0kg K.デザーモ 2:22.4 1 3/4馬身 508Kg +8 1
4 3 5 リンカーン 5 57.0kg 武豊 2:22.4 ハナ 472Kg -2 9
5 3 6 [外] ウィジャボード 4 55.0kg K.ファロン 2:22.4 クビ 456Kg 前走計量不能 5
6 7 13 サンライズペガサス 7 57.0kg 蛯名正義 2:22.6 1 1/2馬身 484Kg +6 15
7 5 10 ヘヴンリーロマンス 5 55.0kg 松永幹夫 2:22.7 1/2馬身 508Kg -2 8
8 6 12 [外] バゴ 4 57.0kg T.ジレ 2:22.8 1/2馬身 488Kg 前走計量不能 6
9 8 17 スズカマンボ 4 57.0kg 安藤勝己 2:22.9 クビ 488Kg +8 10
10 1 2 (外) タップダンスシチー 8 57.0kg 佐藤哲三 2:23.1 1 1/4馬身 510Kg -10 7
11 2 4 アドマイヤジャパン 3 55.0kg 横山典弘 2:23.2 3/4馬身 478Kg +4 4
12 4 7 [外] ベタートークナウ せん 6 57.0kg R.ドミンゲス 2:23.4 1 1/4馬身 426Kg 前走計量不能 11
13 2 3 [外] ウォーサン 7 57.0kg J.スペンサー 2:23.4 ハナ 480Kg 前走計量不能 16
14 6 11 [地] コスモバルク 4 57.0kg D.ボニヤ 2:23.5 1/2馬身 500Kg +4 12
15 1 1 (父) マイソールサウンド 6 57.0kg 本田優 2:24.0 3馬身 470Kg 0 18
16 7 15 [外] キングスドラマ せん 5 57.0kg E.プラード 2:25.0 6馬身 508Kg 前走計量不能 13
17 8 18 ビッグゴールド 7 57.0kg 和田竜二 2:25.6 3 1/2馬身 468Kg +2 17
18 5 9 (父)(市) ストーミーカフェ 3 55.0kg 四位洋文 2:25.7 3/4馬身 490Kg +6 14
ハロンタイム  12.5 - 10.7 - 11.5 - 11.8 - 11.8 - 11.9 - 12.0 - 11.8 - 11.8 - 11.9 - 12.0 - 12.4
上り  4F 48.1 - 3F 36.3
1コーナー  2,9-18(4,11)15,5,10(3,6,12)8,14,13,7,16-17,1
2コーナー  2,9-18,11,4,15,5(3,10)(6,12)14(7,8)13,16-17-1
3コーナー  2-9-18,11(4,15)(6,10)(5,14)(3,12)(7,8)(16,13)-17-1
4コーナー  2-9-11(18,6)(4,15,10)(5,14)(3,12)(16,7,8)13,17-1


<払戻金>

単勝 14 1,060円 3番人気
複勝 14 260円 4番人気
16 180円 2番人気
08 110円 1番人気
枠連 7-8 2,020円 8番人気
馬連 14-16 3,310円 10番人気
ワイド 14-16 1,130円 11番人気
08-14 450円 3番人気
08-16 310円 1番人気
馬単 14-16 6,330円 17番人気
3連複 08-14-16 1,850円 2番人気
3連単 14-16-08 15,450円 37番人気


レース回顧

 例年以上に流れは速くなり、厳しい東京2400mになることが予測されたが、2分22秒1の快レコードには驚くしかない。昨年のゼンノロブロイは2分24秒2で3馬身差の圧勝。芝の状態が今年の方がずっと良かったとはいえ、世界の国際GI・2400mの中で、有数の時計勝負が特徴のジャパンCらしい猛スピードのレースだった。レコードが記録されるような東京の天皇賞2000mや、2400m前後のレースは大きな差はつかず大接戦になることで知られるが、14着のコスモバルクの2分23秒5まで勝ち馬から1秒ちょっとの差。みんな秘めていたスピード能力を引き出されたと同時に、これだけ厳しい流れになると、敗れた陣営も敗戦を納得せざる得ず、最後は底力と秘める可能性の勝負だった。

 勝ったイギリスのアルカセットは、これで2400m[5-5-0-0]。3走前、バゴ(今回は残念ながら8着)に完勝した時点でJC挑戦を決めたというが、英仏だけのレース経験しかなく、最高時計は2分28秒9。JCでは苦戦になることが多いタイプだが、まだキャリア15戦。本格化したのがこの夏で、凱旋門賞もBCも使えない誤算はあったが、デットーリ騎手(JCはこれで[3-0-2-2])が評価した通り、速い時計の競馬向きだった。デットーリ騎手は、ジャパンCを4、9、3番人気の馬で、すべて鼻差勝ちで3勝。恐ろしい騎手がいるものだ。

 ハーツクライは残念。3cm程度の鼻差だったというが、ようやく全能力を爆発させたのだから仕方がない。橋口厩舎も、ルメール騎手(これで日本のGIで2着5回目)も不思議で、惜しい2着に見入られている。デットーリの鼻差の強運と、またまた今回は同じレースで生じた結果だけに複雑だ。

 3着ゼンノロブロイは、一瞬は抜け出して勝てるかのシーンはあったが、力は出し切っただろう。アルカセット、ハーツクライがこれまでのレースで示していた以上の可能性を引き出されたが、ゼンノロブロイにはその部分が少なかったのだろう。ウィジャボードは少差5着。さすがの能力をみせたが、この馬、勢いに乗っていた昨秋ならもっと好レースができただろう。バゴも同じで、この凱旋門賞で2分25秒台の記録をもつ2頭、今年は必ずしも絶好調ではなかった。

 期待したスズカマンボは2分22秒9の9着。うまく馬群をさばけなかったが、これは仕方がない。相手が走りすぎた。1000m通過58秒3、2000m地点の1分57秒7でもまだ先頭でレースを作ったタップダンスシチーは、負けたとはいえ一昨年の勝ち馬らしく立派。決して形づくりではなかった。有馬記念でもまだまだ主役の1頭だろう。近年、やや世界の記録地図の中で評価落ちのきらいもあるジャパンCだが、今年は時計うんぬんではなく、歴史に残る好レースだった。

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