第64回菊花賞 レース結果&回顧

N氏のレース回顧

先週の牝馬3冠と同じゼッケンで3冠挑戦ながらこちらは残念。
レース自体は、上がりだけの勝負にはならず、勝ったザッツザプレンティも
騎手の力は加味しても切れないがバテないところをフルに発揮した。
今回評価は低かったが、ダービーでも外回ったこと考えると人気ほど差はなかった。
デビュー以来2000m以上を一貫して使ってきたように
長距離向きと見ていたのか。
これから王道歩めるかどうかだが今後に期待。
負けたネオだが、外目から勝ち馬が上がったところで
負かしに行く競馬で直線交わせず、後ろからきたリンカーンに
差されるあたり、力は出しているし、この距離での力比べで
勝てるだけの力がなかったということ。
リンカーンは内追走から直線の伸びは目立ったが、負かしに行っていない分の差。
勝つまではちと足りない。能力は見せている。
ゼンノロブロイは道中好位の内で絶好の内だったが、
3コーナーから皆が出ていくところで一気に内に押し込まれ、
行き場を無くし、4角ではふらついた感じ。
直線差してきた脚は能力だがツキがなかった。

3週連続SSのワンツーかと思ったが、阻止したのはその子どもで
掲示板は一族で独占。恐るべしSS。
T氏のレース回顧

シブトイとは思ってはいたが、あそこまでとは・・・。
あの粘りを引き出したのは鞍上の力も大きかった。
いずれにしても2強がどちらも連を外すとは、意外に今年の3歳は層が厚い。

第64回 菊花賞レース結果
着順 馬番 馬名 斤量 騎手 タイム 着差 馬体重 人気
1 4 8 ザッツザプレンティ 3 57.0kg 安藤勝己 3:04.8   492Kg 0 5
2 1 2 リンカーン     3 57.0kg 横山典弘 3:04.9 3/4馬身 466Kg 0 4
3 8 17 ネオユニヴァース  3 57.0kg M.デムーロ 3:05.0 クビ 492Kg +2 1
4 2 4 ゼンノロブロイ   3 57.0kg O.ペリエ 3:05.3 2馬身 494Kg +2 2
5 8 18 マッキーマックス  3 57.0kg 藤田伸二 3:05.4 1/2馬身 482Kg -16 8
6 7 13 チャクラ      3 57.0kg 後藤浩輝 3:05.6 1 1/2馬身 468Kg -2 6
7 8 16 ヴィータローザ   3 57.0kg 蛯名正義 3:05.6 クビ 464Kg +4 7
8 3 5 トリリオンカット  3 57.0kg 佐藤哲三 3:05.7 クビ 454Kg 0 14
9 5 10 サクラプレジデント 3 57.0kg 武豊 3:06.0 1 3/4馬身 488Kg +10 3
10 6 12 シルクチャンピオン 3 57.0kg 幸英明 3:06.3 2馬身 480Kg +12 16
11 5 9 コスモインペリアル 3 57.0kg 武幸四郎 3:06.4 1/2馬身 486Kg +6 15
11 7 15 アスクジュビリー  3 57.0kg 四位洋文 3:06.4 同着 434Kg 0 11
13 3 6 マーブルチーフ   3 57.0kg 池添謙一 3:06.4 クビ 484Kg 0 10
14 1 1 ニシノシンフォニー 3 57.0kg 江田照男 3:07.0 3 1/2馬身 472Kg +10 9
15 4 7 ペルフェット    3 57.0kg 吉田稔 3:08.1 7馬身 510Kg +6 18
16 2 3 サウスポール    3 57.0kg 武英智 3:08.2 3/4馬身 472Kg -8 12
17 6 11 マイネルダオス   3 57.0kg 武士沢友治 3:08.3 1/2馬身 482Kg -6 17
18 7 14 テイエムテンライ  3 57.0kg 小池隆生 3:08.8 3馬身 496Kg +2 13
ハロンタイム  13.0 - 11.1 - 11.7 - 12.7 - 12.1 - 12.2 - 13.0 - 13.0 - 12.7 - 12.8 - 12.9 - 11.8 - 11.5 - 12.0 - 12.3
上り  4F 47.6 - 3F 35.8
1コーナー  (*12,14)-1-(3,11)-(5,4)-(2,8)(16,9)(10,17)18,15(6,13)-7
2コーナー  (*12,14)-1-(3,11)(5,4)-2,8,16,9(10,17)-18-15(6,13)-7
3コーナー(2周目)  (*12,14)(1,8)3(5,11,16,17)(4,18)(2,9,7)13,10,15,6
4コーナー(2周目)  8(12,16,17)18,14(3,5,1,13)(4,2)(11,7)(10,9,15,6)

<払戻金・給付金>
単勝 08 2,020円 5番人気
複勝 08 350円 5番人気
02 280円 4番人気
17 130円 1番人気
枠連 1-4 4,700円 15番人気
馬連 02-08 5,540円 15番人気
ワイド 02-08 1,520円 15番人気
08-17 690円 7番人気
02-17 580円 5番人気
馬単 08-02 17,080円 38番人気
3連複 02-08-17 4,900円 12番人気


レース回顧

 伏兵の立場に回った安藤勝己のザッツザプレンティと、武豊サクラプレジデントは、ステップの神戸新聞杯と乗り方を変え、思い切った作戦に出ることが予測された。普通に推理すると、ザッツザプレンティは切れ味不足をカバーするため、早めのスパート。サクラプレジデントは思い切ってタメ、サンデー=武豊の爆発力を引き出す作戦。

 その通りだった。ザッツザプレンティは好位のインのゼンノロブロイを見ながら、3コーナー手前のまだピッチの上がらない地点から巧みにスパート。レースの上がりを35秒台のスタミナ比べ、我慢比べに持ち込んだ。直線だけの切れ味勝負に持ち込まなかった。

 一方、サクラプレジデントは内にもたれ通し。スタミナの温存につながらず、直線はインを狙ったが、それでもまだささっていた。こちらは長距離戦は合わない。仕方がない。

 今回のザッツザプレンティは、うまく首を使ったスムーズな追い切りをみせ、状態の良さは光っていたが、皐月賞、ダービー、トライアルを安藤勝己で連続して3戦。最大の長所をすべて引き出した。ダービー小差3着で、安藤勝己が手の内に入れた最も怖い馬。単勝20倍はなかったろう。

 ネオユニヴァースは17番枠がやはり不利。インに入ることができず、道中、折り合ってはいたが気分良く走りすぎた。スパートもザッツザプレンティに合わせてだから、結果は文句なしのタイミングのはずだが、あまりに正攻法すぎたかもしれない。馬体を併せる瞬間が一度もなく、G寸前、自身も止まった。力は出し切っている。納得の3着だろう。

 リンカーンは巧みに折り合ったが、勝ちに出てないだけに、惜しい2着には違いないが、悔いの残る2着。横山典騎手がなぜG1・2着が多いか。勝ちに出ないからだろう。

 ゼンノロブロイは、これはもうペリエ騎手が素直に認めた通り、スパートのタイミングを逸した珍しいミスだった。

 ペリエもデムーロも、考えてみると実は3000m級のG1にほとんど乗ったことがなかった。2400mと3000mは、いつものことだが、確かに微妙に違うのである。今年の菊花賞は3分4秒8の好時計が示すように、きわめて中身の濃い、見どころの多いレースだった。

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