第9回NHKマイルカップ 結果&回顧

レース結果
着順 馬番 記号 馬名 斤量 騎手 タイム 着差 馬体重 人気
1 7 13 (市) キングカメハメハ  3 57.0kg 安藤勝己 1:32.5   496Kg +2 1
2 1 1 コスモサンビーム  3 57.0kg 四位洋文 1:33.3 5馬身 484Kg +6 4
3 3 6 メイショウボーラー 3 57.0kg 福永祐一 1:33.6 1 3/4馬身 472Kg -4 3
4 4 8 (外) ダイワバンディット 3 57.0kg 北村宏司 1:33.7 1/2馬身 472Kg +2 12
5 5 10 (父) ビッグファルコン  3 57.0kg 吉田豊 1:34.0 2馬身 442Kg +2 16
6 6 12 (市) シゲルドントイケ  3 57.0kg 赤木高太郎 1:34.1 クビ 470Kg -4 11
7 3 5 (外) シーキングザダイヤ 3 57.0kg 武豊 1:34.1 クビ 488Kg 0 2
8 8 16 (父) ムーンシャイン   3 57.0kg D.オリヴァー 1:34.2 クビ 484Kg -4 9
9 8 18 (外) フリーダムホーク  3 57.0kg 横山典弘 1:34.2 ハナ 498Kg -6 10
10 4 7 (外) アポインテッドデイ 3 57.0kg 柴田善臣 1:34.2 アタマ 508Kg 0 7
11 5 9 (外) タイキバカラ    3 57.0kg 蛯名正義 1:34.4 1 1/4馬身 476Kg -4 5
12 8 17 (外) ローランジェネルー 3 57.0kg 石崎隆之 1:34.6 1馬身 500Kg 0 14
13 7 15 (外) エイシンマルカム  3 57.0kg 渡辺薫彦 1:34.7 3/4馬身 492Kg +2 13
14 2 4 (父)(市) ナイストップボーイ 3 57.0kg 岡部幸雄 1:35.0 2馬身 496Kg +2 6
15 7 14 (父)(市) ハートランドカフェ 3 57.0kg 武幸四郎 1:35.3 1 3/4馬身 474Kg +8 8
16 6 11 (父) ロードインザスカイ 3 57.0kg 後藤浩輝 1:35.3 ハナ 514Kg +8 17
17 1 2 トラッドスキーム  3 57.0kg 江田照男 1:35.4 クビ 442Kg -8 15
18 2 3 (外) ダイシンチャンス  3 57.0kg 太宰啓介 1:35.4 アタマ 488Kg 0 18
ハロンタイム  12.1 - 10.7 - 11.1 - 11.7 - 12.2 - 11.6 - 11.7 - 11.4
上り  4F 46.9 - 3F 34.7
3コーナー  9,14,6(11,7)(2,8)5(1,13)(4,12,15,17)(3,16)-10-18
4コーナー  9,14(6,11,7)(2,8)5(1,4,13)(15,17)(3,12)(16,10)-18


<払戻金・給付金>

単勝 13 360円 1番人気
複勝 13 140円 1番人気
01 170円 4番人気
06 150円 3番人気
枠連 1-7 1,150円 4番人気
馬連 01-13 1,340円 6番人気
ワイド 01-13 510円 5番人気
06-13 370円 2番人気
01-06 410円 4番人気
馬単 13-01 2,140円 5番人気
3連複 01-06-13 1,580円 2番人気


レース回顧

 デビュー当時のキングカメハメハとはレースぶりが違ってきただけでなく、一段とストライドが大きく柔らかくなり、動きに余裕が出てきた。インにコスモサンビーム、中にシーキングザダイヤ、そして中団の外に楽々とキングカメハメハ。広い東京コースで、なおかつ馬群につつまれない外を回り、最後は独走の1分32秒5。推定の後半は45.0-34.0秒。最後は馬なりのまま11.4秒。圧倒的なスケールだった。01年のクロフネの1分33秒0が、上がり34.3-11.1〜2秒(推定)。少なくとも互角のスケールがある。

 もう、鍵は松田国英=金子オーナーのクロフネと同じコンビでのダービー制覇が可能か、注目はこの1点になる。毎日杯、NHKマイルC、そしてダービーというローテーションまで同じだ。知られるように、クロフネはダービーで5着に沈んでいる。不可解な失速で、クロフネの凡走はあのときだけだった。

 NHKマイルCで激走したのが敗因のひとつだと考えられている。というのも、NHKマイルCが創設されて過去8回、1〜2着に連対した16頭、その後のローテーションも出走レースもさまざまだが、次走で勝った馬は1頭もいない。特に1分32秒6のタイキフォーチュン(今年、英ダービー目下の1番人気馬は、当時小差2着のツクバシンフォニーの半弟)、1分33秒0のクロフネ、1分33秒1のテレグノシスなど、快時計で乗り切った馬ほど、のちに凡走している。

 1分32秒5は、同日の7R(古馬500万)が1分33秒2だったことから、驚くほどの時計ではない。かつ、キングカメハメハには余力があったのは確かだが、中2週でダービー。中間の動向が大きな注目を集める。

 期待のコスモサンビーム、皐月賞3着のメイショウボーラーは力を出し切っている。この2頭の善戦好走によって、皐月賞1〜2着馬の評価は改めて上がることになる。脚いろは異なるが、コスモサンビームとダイワメジャーの差は0.7秒。今回キングカメハメハとの差は0.8秒差だった。

 シーキングザダイヤは、ここまで強い相手と戦っていない不利があったのだろう。ニュージーランドTは1分33秒5の接戦。同週のハートランドカフェが1分33秒5の楽勝。中山の4月は時計が速すぎて、走破時計とレースレベルのランク付けが難しかった。

 NHKマイルCの鉄則。3歳になって1600m以上で勝っていること。なおかつ、1600m以上の重賞かOP特別で連対していること。

 成長力と、総合力を示す「2点」をクリアしている馬でなければ、このG1は勝てない。その鉄則は今年も守られた。来年も忘れないでおきたい。

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