第66回桜花賞 レース結果&回顧

11R 第66回 桜花賞(GI)

サラ系3歳 1600m 芝・右
牝(指定) オープン 定量
本賞金: 8900 3600 2200 1300 890 万円
付加賞: 2677.5 765 382.5 万円
発走 15:40
天候:晴   芝:良
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 7 14 マル父マル市キストゥヘヴン 牝3 55.0 安藤勝己 1:34.6   34.9 418 0 戸田博文 6
2 4 8 マル市アドマイヤキッス 牝3 55.0 武豊 1:34.7 3/4 35.3 444 -14 松田博資 1
3 6 12 マル父コイウタ 牝3 55.0 横山典弘 1:34.7 ハナ 35.5 458 -2 奥平雅士 5
4 1 2 マル父アサヒライジング 牝3 55.0 柴田善臣 1:34.9 36.1 494 -14 古賀慎明 9
5 8 16 シェルズレイ 牝3 55.0 岩田康誠 1:35.1 1 1/4 35.8 454 +4 松田国英 7
6 7 15 マル父ウインシンシア 牝3 55.0 秋山真一郎 1:35.2 1/2 35.3 458 +10 石坂正 12
7 5 10 アルーリングボイス 牝3 55.0 M.デムーロ 1:35.5 1 3/4 35.5 446 0 野村彰彦 8
8 3 5 マル市テイエムプリキュア 牝3 55.0 熊沢重文 1:35.7 36.3 488 +8 五十嵐忠男 3
9 2 3 マル父ラッシュライフ 牝3 55.0 四位洋文 1:36.0 37.0 486 +6 伊藤圭三 10
10 8 18 マル父タッチザピーク 牝3 55.0 柴原央明 1:36.3 37.1 432 -2 田中章博 11
11 7 13 マル父マル市ミッキーコマンド 牝3 55.0 石橋守 1:36.3 クビ 36.6 430 -2 福島信晴 18
12 4 7 エイシンアモーレ 牝3 55.0 福永祐一 1:36.4 クビ 37.5 456 0 瀬戸口勉 15
13 1 1 マル市ユメノオーラ 牝3 55.0 渡辺薫彦 1:36.4 ハナ 36.9 442 +4 川村禎彦 14
14 8 17 マル市フサイチパンドラ 牝3 55.0 角田晃一 1:36.4 クビ 37.4 482 +2 白井寿昭 2
15 3 6 マル父グレイスティアラ 牝3 55.0 田中勝春 1:36.5 クビ 37.2 442 -4 手塚貴久 13
16 2 4 マル市ダイワパッション 牝3 55.0 長谷川浩大 1:36.6 3/4 37.4 470 +4 増沢末夫 4
17 6 11 ウエスタンビーナス 牝3 55.0 藤田伸二 1:37.1 37.7 436 -4 鈴木康弘 17
18 5 9 アイアムエンジェル 牝3 55.0 柴山雄一 1:37.9 38.9 500 -4 杉浦宏昭 16
タイム
ハロンタイム 12.5 - 10.9 - 11.4 - 11.9 - 12.1 - 12.1 - 11.5 - 12.2
上り 4F 47.9 - 3F 35.8
コーナー通過順位
2コーナー (*2,7)(4,9)(11,18)(3,12,17)(6,16)(5,8)(1,14)(13,15)-10
3コーナー 2,7(3,9)(4,17)(6,18)(11,12)16(1,5,8)13(15,14)-10
4コーナー 2,7(3,17)(6,9,18,12,16)(4,8)5(1,11,14)(13,15)10
払戻金
単勝 14 1,300円 6番人気 馬連 8-14 1,550円 5番人気 馬単 14-8 4,370円 13番人気
複勝 14
8
12
300円
140円
280円
5番人気
1番人気
4番人気
ワイド 8-14
12-14
8-12
660円
1,440円
590円
6番人気
18番人気
3番人気
3連複 8-12-14 3,810円 11番人気
3連単 14-8-12 27,460円 68番人気
枠連 4-7 1,290円 5番人気                


レース回顧(netkeibaより引用)

桜花賞

 3月5日に未勝利を勝ち、続くフラワーCを制した新星キストゥヘヴンの鮮やかな3連勝目が、桜花賞だった。418kgのメンバー中でもっとも小さな牝馬。ちょうど勢いに乗ったところで体調ピーク。火曜日(ふつうはまず追い切ることはない)に追って、金曜日に阪神競馬場入り。馬体の維持に細心の注意を図った遠征がぴたりと決まり、レースの流れも小さな伏兵にぴったりだった。

 アドマイヤベガ(サンデーS×ベガ。04年に急死)の産駒には、ちょうど同じような未勝利を勝って、あっというまに3連勝で中山大障害を制したテイエムドラゴンがいるが、急成長がアドマイヤベガ産駒の特長なのだろうか。けっして活躍馬が多いわけではないが、伝える底力は大変なものだ。ベガが1993年の桜花賞を制したのも、デビューしてわずか3ヶ月後の4戦目だった。アドマイヤベガ産駒には、サンデーはもちろんだが、母方のベガの特長が多く受けつがれているようなところがある。

 例年より時計のかかる馬場で行われた今年、勝ったキストゥヘヴンも1800mでの好内容が光っていた馬だったが、2着のアドマイヤキッスも1800mに2、1着の成績があった馬。偶然ではなかっただろう。そのアドマイヤキッスは、人気でマークを受ける立場(安勝のキストゥヘヴンは直後でマークしていた)。もまれない中団の外からタイミングを計って抜け出した人気の中心馬らしい正攻法だったが、-14kgの馬体重は心もちさびしく見えた。陣営も「オークスで巻き返すには馬体の回復が必要」としている。どちらかといえば2400mのオークスより、桜花賞向きのタイプだけに、オークスでは候補の1頭にとどまるだろう。

 3着のコイウタも、4着アサヒライジングも関東馬。キストゥヘヴンも合わせ5着以内に3頭も入ったのだから、劣勢の関東馬とては珍しい桜花賞だった。トレーナーはみんな若いという共通点があった。

 フサイチパンドラは外枠は決して不利ではなく、途中からスパートすると思えたが、見せ場がなかった。キストゥヘヴンとの比較から14着に大負けするような馬ではないが、自分のペースで行けないと走る気をなくしてしまう難しいタイプ。折り合いさえ付けばオークス向きともいえるが……。同じようにテイエムプリキュアもまるでレースの流れに乗れなかった。ビシビシ追って+8kgの488kg。前半からリズムが悪すぎた。血統面ではともかく、流れのゆるむオークスの方が合うだろう。巻き返したい。  

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