第8回秋華賞 結果&回顧
N氏のレース回顧

相手が居るとはいえ一度も一番人気にならない3冠馬誕生。
今回は中団で自ら外目を進出して差しきる正攻法の走りでタイムも上々。
これが本来の力なのだろうが前走があまりに情けなかった。
これから古馬、牡馬相手に何処までやれるか。
アドマイヤは道中力んで走っている感じで勝ち馬とは完成度の差。
精神面はいうまでもなく、いつも馬なりでしか追えないところをみると
体質が弱いのだろう。それでもこれだけ走るのを誉めるべきか。
以下、昨年からヤマカツ、ピース、マイネ、オースミとOP実績の
ある馬が上位を占めた。実績馬の層は厚い。
メイショウバトラーがキャリアの割には良く走った。
道中、窮屈になり首を曲げているところもあったが直線差を詰めている。
◎ベストアルバムは向正面で終わっていた。心身ともにまだまだ。
T氏のレース回顧

スタートもマークも完璧で何も言うことのない騎乗。
あれで届かなければ完敗です。
スティルは強かった。

第8回秋華賞 レース結果

着順 馬番 馬名 斤量 騎手 タイム 着差 馬体重 人気
1 8 17 スティルインラブ  3 55.0kg 幸英明 1:59.1   460Kg -4 2
2 5 10 アドマイヤグルーヴ 3 55.0kg 武豊 1:59.2 3/4馬身 462Kg -2 1
3 7 14 ヤマカツリリー   3 55.0kg 安藤勝己 1:59.2 クビ 484Kg +6 8
4 1 2 ピースオブワールド 3 55.0kg 福永祐一 1:59.3 クビ 482Kg +4 3
5 3 5 マイネサマンサ   3 55.0kg 大西直宏 1:59.3 ハナ 464Kg +6 12
6 2 3 オースミハルカ   3 55.0kg 川島信二 1:59.4 1/2馬身 452Kg -2 6
7 2 4 メイショウバトラー 3 55.0kg 武幸四郎 1:59.5 クビ 504Kg 0 7
8 6 11 メモリーキアヌ   3 55.0kg 角田晃一 1:59.7 1 1/2馬身 456Kg +14 13
9 4 8 レンドフェリーチェ 3 55.0kg 中舘英二 1:59.8 1/2馬身 480Kg +6 4
10 4 7 ヤマニンスフィアー 3 55.0kg 二本柳壮 1:59.9 1/2馬身 462Kg +4 9
11 6 12 ミルフィオリ    3 55.0kg 柴原央明 2:00.0 1/2馬身 464Kg +4 17
12 7 13 スターリーヘヴン  3 55.0kg 池添謙一 2:00.0 クビ 454Kg +4 18
13 5 9 チューニー     3 55.0kg 後藤浩輝 2:00.1 クビ 452Kg +4 10
14 8 18 タイムウィルテル  3 55.0kg 吉田豊 2:00.4 2馬身 440Kg 0 11
15 7 15 タンザナイト    3 55.0kg 秋山真一郎 2:02.0 10馬身 434Kg +2 14
16 3 6 レマーズガール   3 55.0kg 佐藤哲三 2:02.2 1 1/4馬身 472Kg +6 16
17 8 16 ベストアルバム   3 55.0kg 渡辺薫彦 2:02.5 1 3/4馬身 472Kg +6 5
18 1 1 トーセンリリー   3 55.0kg 藤田伸二 2:03.9 9馬身 480Kg -3 15
ハロンタイム  12.5 - 11.0 - 11.9 - 12.2 - 12.2 - 12.1 - 11.7 - 11.6 - 11.9 - 12.0
上り  4F 47.2 - 3F 35.5
1コーナー  5,9(1,14)2(4,8)(3,18)17,10(6,7,16)13(12,11)-15
2コーナー  5,9,1,14(2,8)4(3,18)17-10(6,16)(12,7,13)11-15
3コーナー  5,9(1,14,8)(2,18)(3,17)4(12,10)(6,7)16,11,13-15
4コーナー  5,9(2,14,8)(4,18,17)(1,3)10,12,7(6,11,16)13-15


<払戻金・給付金>

単勝 17 320円 2番人気
複勝 17 130円 2番人気
10 120円 1番人気
14 300円 6番人気
枠連 5-8 340円 1番人気
馬連 10-17 450円 1番人気
ワイド 10-17 230円 1番人気
14-17 830円 10番人気
10-14 760円 8番人気
馬単 17-10 930円 2番人気
3連複 10-14-17 1,880円 4番人気


レース回顧

 牝馬3冠馬が誕生した。3冠馬が出現するには、自信の能力の高さだけでなく、相手に恵まれることも必要と言われるが、今年の3歳牝馬、決してレベルは低くなく、スティルインラブの相手はライバルのアドマイヤグルーヴを筆頭に、みんな豊かな才能があった。

 桜花賞のレースラップは[46.7=47.2秒]のバランスで、阪神の桜花賞としては史上No.1の1分33秒9。オークスの2分27秒5も価値があり、レースの前後半は、[1分13秒9=1分13秒6]、バランスのとれたハイレベルの内容だった。

 そして秋華賞は[59.8−59.3秒]の前後半で1分59秒1。スティルインラブの勝ちっぷりはいつもハデではなく、決して圧倒的な評価を受けるものではなかったが、3冠ともに紛れの生じる「流れ」ではなく、これをキチッと勝ち切ったスティルインラブの評価はメジロラモーヌにも劣らないだろう。

 ラモーヌの当時より、能力の接近した質の高いライバルが揃っていたという意味ではこの3冠は絶賛されていいだろう。秋華賞も桜花賞も正攻法。オークスは我慢しきって上がり33.5秒。幸騎手はハデではなく、むしろ落ち着きすぎているほどだが、ジョッキーの果たした役割も抜群のものがあった。トップジョッキーの仲間入りだろう。クールだ。きわめてクレバーな騎乗でもある。

 アドマイヤグルーヴは、まだ道中、自身のストライドのリズムもバランスも悪い。互角のスタートから終始、勝ち馬をマークする形で追いすがったが、完敗だった。これは仕方がない。祖母や母と同様、本物になるのは4歳以降と考えれば、楽しみはつながった。

 ヤマカツリリーの3着も、完調一歩とみえたピースオブワールドの小差4着も立派。ともに、まだまだステップアップがある。期待したレンドフェリーチェは向正面でかかり、なおかつ自分でスパートできなかったが、0.7秒差ならまあ納得だろう。成長途上だった。

 スティルインラブの3冠、レース内容も見事だった。

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