定年後の読書ノート
毎日新聞元旦社説、2003年、1月、1日、毎日新聞
毎日新聞の社説は、日本の大新聞として、毅然たる格調がどこにあるのか。どうも掴まえどころのない、釈然としない社説。高校生の学校新聞社説の世界を余り出ていないのではないかと疑いたくなる。

外にはイラク問題と北朝鮮対策、内には不良債権処理と巨額債務。しかしそうした抽象世界を抜け出せば、実質日本の購買力は世界一。どこかに大きなうそがある。デフレを解消すればなんとかなると期待するのもうそである。

しかし借金は返さねばならないし、年金は下げなければならないだろう。自然体に考えれば、高速道路にしたって、どうしてそんなに巨額な金が続けられよう。どこかで普通でない政府や企業の行動とつながっているような気がする。

普通に考えてオカシイことをひとつづつ直していけば良い。これ以上借金を増やせないから道路造りは少し待てや。年金も減らさざるを得ないので我慢して欲しい。銀行も昔良い目を見過ぎたのだから、自分のリストラと企業育成を頑張って下さい。こうして実に当たり前のことを当たり前に考えれば道は開けてくるのではないか。そのためには現実を直視することだ。

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