定年後の読書ノート

中日新聞新年社説、2003年1月1日、中日新聞
中日新聞の書き出しは、亀井勝一郎の文章から始る。「人間の矛盾、それは殺生を許さないとしながら、戦争を続けたことである。祈りつつ殺し、殺しながら祈っている」。この評論家自身が生涯焦点がはっきりしなかったと同じように、中日新聞社説の焦点もまるで亀井のごとくボケたまま。イラクはきな臭い。北朝鮮独裁政治は孤立化している。軍事的勝利で尊敬を勝ち取った国が歴史上存在したことがない。ブッシュ政権に「微笑の正義」を求めるのは無理かも知れない。しかし自由主義にも謙虚があるはず。

不況列島日本。国民一人当たりの借金540万円。デフレ不況から脱することはできるのか。

不況脱出に最善の処方箋はないかも知れない。しかし最善が無理なら、次善。焦らず前進。暮しの足元を見つめ、屈することなく、竹のようにしなやかに生きていきたい。

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