日本のシルクロード

産業考古学会繊維分科会の「群馬・長野の見学会」に参加した。訪問した主な見学先。
@ 新町紡績所 (明治10年 明治政府が絹糸紡興隆の為建設)

A 富岡製糸場 (明治5年 明治政府外貨獲得輸出振興策により模範製糸場建設)

B 上田蚕種褐ゥ学 (今も蚕種を生産している貴重な会社)

C 塩尻地区 旧蚕種農家 別棟 土蔵 蚕室見学

D 塩尻地区 上田紬製織見学と旧蚕種農家との懇談会

D 信州大学繊維学部 絹糸紡績実験工場見学


産業考古学会は、産業遺産をフィールドワーク調査中心で探求。国際的つながりもあり、世界遺産認定には大きな影響力を持つ。

今回、ユネスコ世界遺産暫定リスト登載富岡製糸場を日本のシルクロードと位置づけ、体系的に絹の種から製品までのフィールドワーク。

左図は、新町絹糸紡績工場のボイラー室西洋式煙突。
「新町紡績所を世界遺産に」 のNPO活動は、高崎市の周辺市町村を巻き込んで今大きく広がっている。合言葉は 「シルクカントリーぐんま」



「蚕飼の郷(こかいのさと) しおじり」では、塩尻市地元ボランティアの積極的な協力もあり、数多くの農家の蚕種生産現場や土蔵などを見せてもらった。
このままでは、貴重な農家の建物は壊されてしまう、現地の人々の危機感は深刻であり、行政の支援が望まれる。

最後に、信州大学繊維学部を訪問。現在日本で絹糸紡績機械を保存活用しているのは、信州大学繊維学部のみ。

この貴重な遺産を、積極的に活用していく為にも、産業考古学会が唱える「日本のシルクロード」世界遺産認定実現が望まれる。




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