ネパール・ヒマラヤを行く

ヒマラヤを この目で見てみたい」。そんな願いは少年時代から持っていた。「ヒマラヤは大陸間衝突で海底が盛り上がり、数千メートルの高地から、アンモナイト化石が発見される」。ヒマラヤには地球創生のロマンが隠されている。「年間を通じてヒマラヤが一番美しく見えるのは乾期の1月でしょう」そう聞いて、1月早々ネパール・カトマンズに飛び立った。

 

ネパール首都カトマンズからヒマラヤの麓、ポカラに飛んだのは、国内航空30人乗り双発機。操縦していたのは、女性パイロット。男性中心世界ネパールにあって、最先端を行く女性もいる。

ポカラ随一のリゾートホテルに連泊。ヒマラヤ山脈の中でひときわ美しい山頂を持つマチャプチャレ。その素晴らしい偉姿を、何時間もじっと黙って仰ぎ、スケッチを続ける人生最高の瞬間。

幾つもの古き寺院を訪ねる。バスを降りるとすかさず物乞いが擦り寄って来る。生き神さまとして、今も蟄居生活にある「クリマの少女」。ヒンズー 神秘の世界にどっぷり遣りうごめく人々。ネパールの雄大な大自然の美しさとは対照的に 今も貧困生活を生き抜く人々の群れ。ネパール・ヒマラヤは混沌としたカオスの中に今もある。



上記 3枚の山の写真は 同行の広瀬敏夫様が写されたもの。山の急激な天候変化という条件にも強い、写真の迫力は 矢張りすごいと思いました。 


ここをクリックすると表紙に戻れます