名古屋「資本論」(第2巻)講座    2010年10月16日

第6回  資本の回転とはなにか  第2篇 第12章〜17章

第12章 労働期間  第13章 生産時間  第14章 流通時間

第15章 回転時間が資本前貸しの大きさに及ぼす作用 第16章 可変資本の回転


授業の最初に、過日NHK教育テレビで放映された「一週間de資本論」の感想があり、的場教授は、資本論が描く未来像を個人的私見から歪曲化し、労働者階級の権力確保を語らなかったことは、問題であると指摘された。


続いて、雑誌経済に掲載された泉弘志氏の論文「現代日本の剰余価値率と利潤率」は、根本的な過ちをしていると指摘された。統計を自在に処理する著者ではあるが、サービス部門は価値も剰余価値も生産しない。しかし、泉論文では、教育、医療、娯楽等のサービス労働も価値を形成すると書いている。剰余価値「年率」を計上していない。剰余価値率計算に非資本主義的生産セクターを含めていると指摘された。


マルクスが多くの計算違いをしているとエンゲルスも指摘している資本の回転論、これは、マルクスの図式把握の間違いにあると指摘された。


しかし、今回の講義は非常に高度で、充分に理解出来なかった。しかし、今これを詳細に復習し、再認識する余裕は自分にはない。