名古屋「資本論」(第1巻)講座 2009年10月17日(土)

第10講  第4編相対的剰余価値の生産ー第13章機械設備と大工業


機械の本質的要素 原動機 伝動機構 作業機  機械体系は 人間力を自然力で 経験的熟練を自然科学の応用で置き換える。そこでは労働過程の社会化、協業的性格は、労働手段による技術的に必然的なものになる。機械は 労働日を延長するための強力な手段となり、そのための条件と動機を作り出した、


機械の資本主義的充用は、一方では労働日の無制限な延長の新たな動機を作り出し、他方で労働者の反抗を打破して、資本の目的を実現する条件「過剰人口」を作り出す。

労働軽減・時間短縮のための最も強力な手段が、労働者とその家族の全生活時間を搾取対象に変えてしまう最も確実な手段に逆転する。


第5編ー第14章 絶対的および相対的剰余価値

絶対的剰余価値の生産は労働日の延長だけが問題となるが、相対的剰余価値の生産は、同時に絶対的剰余価値の生産であり、労働の技術と社会的編成のあり方の徹底した変革を前提し、資本のもとへの労働の形式的包摂だけでなく、実質的包摂をも推し進める。


第15章 労働力の価値と剰余価値との量的変動

労働力の価格と剰余価値との相対的大きさは、@労働の生産力 A 労働の強度 B 労働日の

長さ、によって制約される。


労働の生産力が上昇する場合には、労働者の生活手段総量が増大しながら、労働力の価値は低下していくことがある。

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