宮川彰先生 資本論講座 十一月15日講義 重要項目 ノート 


1、労働とは何か


マルクスは 生涯を働く人たちがもっと幸せになるには何をなすべきかを考え抜いた。

では、マルクスは、人間労働を どう把握していたのだろうか。先ず、マルクスの労働価値学説の対極にある、スミス唱える労働価値説を、犯罪は労働に相当するのか と論破している。そして、マルクスは労働とは何かを 定義している。

労働とは、人間と自然との関わり合いの一過程だと定義している。人間は労働によって、自然に働きかけ、自然を変化させることにより、同時に自分自身を変化させる。人間は自分の中に眠っている諸力能を発展させ、その諸力の働きを自分自身の統御に服させる。人間はミツバチとは違う。最初から彼の頭の中には、自然の変化をもくろみ、彼の目的を実現する。労働は常に社会的労働として営まれる。労働は、人間の自己表出活動であり、人間の生活様式そのものである。労働がたんに生活諸資料を獲得するための手段として営まれるかぎり、労働は人間にとって「強制された労働」である。


2、科学的に生きるとは何か

@ 人間と自然との物質代謝が仲立ち

A 自然の変化 人間の諸能力の発揮 人間成長

B 合目的意識性 克己 


私達はなぜ経済学ー経済学批判ーを学ぶのか

@ 現象においては物がしばしばさかさまに見えるということは、経済学以外のすべての

科学ではかなり知られている。 経済学では このことに しばしば無頓着だ

A 現象形態は、直接に自然発生的にふつうの思考形態として再生産されるが、その隠れた背景は 科学によってはじめて発見されなければならない

B もし事物の現象形態と本質とが直接に一致するなら あらゆる科学は余計なものであろう。 日常ふだんの意識や 「常識」というものを徹底して洗い直す覚悟が必要


人が経済学を勉強するのは 経済学者にだまされないためだ  


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