宮川 彰 資本論講座 

1220日 第3回 講義 ノート

前回 小生の質問事項に関して宮川先生の回答。

資本論には労働者の団結の必要性を説いた箇所はあるのか? 

回答 第1巻第7篇にまとめに、資本が増大すればするほど支配される人々も強力になると書いてある。


資本論の読み方。学術書であり、論理は正確を徹する意味からも回りくどい説明にならざるを得ないが、そんな中で、マルクスは一生懸命判り易く述べているので、きちんとストーリを把握していけば、はっきり見えてくる。資本論は決して理解出来ない本ではない。声を出して、1フレームづつ、順に何が書いてあるかを、探りながら読むこと。ポイントはノートに書いていくと、その体系が掴めてくる。


第1章第7篇までは険しい高い峰である。難しくても、覚悟して前進しよう。


冒頭第1節を宮川先生 ていねいに読む。こうして読んでいけば、理解できる。

第1章 商品の2つの要因 使用価値と価値  

マルクスの論理の本質は、常に表題に凝縮されている。表題をじっくりと味わうこと。

交換価値の背後に価値がある。 

 worth =使用価値 (値打ち)→ work

value=交換価値→labor


労働価値説に反する価値説   効用価値説(商品の有用性は満足度で決まる)


論理が充分に理解出来ない場合は 納得したければ、前後の事例も詳しく目を通せ


古典派経済学 労働の蔑視 労働とは 安楽、自由、幸福の反対側に位置づけている

マルクス経済学  人間の労働こそ 人間の存在 人間の成長もありうる

         人間労働を positive  とnegativeの両面から捉えている


資料1、コーヒの製造原価 これぞ労働価値説 

資料2、生産物の効用(使用価値)をどの様に比較するか? 上着と小麦の交換

資料3、マルクスの労働価値説

     あるひとつの物の有用性は、その物を使用価値にする。

     交換価値は、使用価値が交換される量的関係

     交換において共通なものとは、労働力の支出、

     人間労働が積み上げられていること、労働力の支出は、価値=商品価値

資料4、アダム・スミスの逆説 最大の交換価値を持っているものが使用価値ゼロ

ここをクリックして頂くと、表紙に戻れます