定年後に読む資本論
13章、機械設備と大工業 第2節、生産物への機械設備の価値移転
  • 分業、協業が資本に費用を費やさせないと同じく、生産に使われている蒸気、水など、自然諸力も資本になんらの費用を費やさせない。
  • しかし呼吸のために肺を必要とすると同じく、自然諸力を生産に消費するためには「人間の手で作られたもの=機械設備」を必要とする。
  • 機械設備は何ら価値を創造しはせず、自分がその生産の役に立つ生産物に自分自身の価値を引き渡す。
  • 本来的労働手段は労働過程にはつねに全部的に入り込み、価値増殖過程には部分的に、すなわち平均的摩滅に比例して入り込む。
  • 機械の生産性は機械が人間労働力に取って代わる程度によってはかられる。
  • 資本は充用された労働力を支払うのではなく、充用された労働力の価値を支払うのであるから、資本にとっては機械の使用に機械の価値と機械によって置き換えられる労働力の価値の差によって限界づけられる。

ここをクリックすると目次に戻ります