定年後に読む資本論
第13章、機械設備と大工業第3節、労働者に及ぼす機械経営の直接的影響
a,資本による補助的労働力の取得

機械設備の普及→筋力不要→児童、女子労働の増大→労働者の増加→労働力の価値減少→ 労働者の精神的、肉体的荒廃が進む

b,労働日の延長

機械設備の普及→労働の外見上のたやすさ→労働者の反抗を抑えやすくなる

機械の寿命=物質的摩滅+社会基準上の摩滅→労働日延長への動機=労働日を延長すれば、機械の寿命を最短期間に置換可能とでき、不変資本を増大せずに、生産規模の拡大が可能となる。

要するに剰余価値の増殖は、資本の可変部分からのみ生ずるという本来の法則が貫徹する。

機械設備は労働者を減少するが、他方では剰余価値増殖の為に労働日延長の要求がされてくる。

c,労働の強化

労働日の延長は社会的反作用によって、社会的制限を受けてくる。労働日の延長が容易ならざるようになってくると、資本家は労働の強化を進めてくる。相対的剰余価値増大の為には、労働者に労働力の緊張状態の維持を要求してくる。その結果、労働者の肉体的、精神的荒廃が始まってくる。

ここをクリックすると目次に戻ります