定年後に読む資本論
13章、機械設備と大工業 第4節、工場
  • 工場に関する2つの概念

  1. 自動化工場では、結合された労働者が主体であり、機械的自動装置は客体であるとする考え
  2. 自動装置そのものが主体で、労働者は意識のない諸器官に従属させられているのが近代的工場制度。

  • 自動化工場では、等級制に代わって、諸労働の均等化、平準化が現れる。
  • このほか、技師等機械全体の管理と修理に従事するわずかの人員がいる。比較的高級な、一部は科学的教養のある、工場労働者の範囲外のもので、その仕事は純粋に技術的である。
  • マニュファクチュアでは労働者は道具を自分に奉仕させるが、工場では労働者が機械に奉仕する。機械は労働者を労働から解放するのではなく、労働者の労働を内容のないものにする。
  • 有名なアークライトに関する注記
アークライトの伝記をしっている人は、[高貴な]という言葉を、この天才的理髪師のあたまには決して投げかけないであろう。18世紀のすべての発明家の中で、彼はまぎれもなく、他人の諸発明の最大の盗人であり、最も下劣な男であった。
  • ブルジョアジーがプロレタリアートを傷つけている奴隷状態が工場ほど露骨に現れているところはない、ここでは一切の自由が法律的にも事実的にも無くなる。

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