定年後に読む資本論
23-4、相対的過剰人口の種々の存在形態 資本主義的蓄積の一般的法則
資本主義社会における相対的過剰人口は、流動的形態、潜在的形態、停滞的形態をとる。

近代産業では労働者はときには吸引され、ときには反発され過剰人口は流動的形態で実存する。農村人口の一部は賃金労働者に転化しようとして好機を待ち構えている。これが潜在的過剰人口である。機械制大工業によって圧倒されたマニュファクチュアから供給される家内労働下での過剰人口を潜在的形態という。

労働生産力が大きくなるほど、産業予備軍はますます大きくなる。労働の生産力を高める資本主義は、資本の蓄積につれて労働者の状態は悪化せざるを得ない。

この一般法則は資本主義の発展と共に先鋭に展開され、この社会に内在している敵対的性格を尖鋭にしていく

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