定年後に読む資本論

24章、第5節、工業への農業革命の反作用、産業資本の為の国内史上の形成
独立自営農民が収奪され、駆逐されるにつれて、工業労働者を増大させる。

耕作者の減少にかかわらず、土地所有の革命が農業革命を引き起こし、以前より多量の農産物が生産される。小農民を賃金労働者に転化し、彼らの生産手段や労働手段を、資本に転化する過程は、同時に資本のために国内市場を作り出すことになる。

農村の副業であった家内工業は、工場制手工業によって破壊され、工業制手工業と農業はますます分離し、ここに資本主義的生産様式を必要とする広さと深さを持つ国家市場が形成される。

しかし、工場制手工業は、何ら根本的な変化は起こさない。これらを徹底的に破壊し、工業と農業の分離を完成するのは大工業である。

(注)すごい言葉をジャン・ジャック・ルソーが経済学論考で書いている。「資本家曰く。俺がお前達に命令する骨折りの報酬として、お前達が手もとにあるわずかなものを俺によこすという条件で、お前達が俺に仕える名誉をも持たせてやろう。」

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