定年後に読む資本論

7編、資本の蓄積過程、第24章、いわゆる本源的蓄積、第6節、産業資本家の創生記
商業や高利貸しによって形成された貨幣資本は産業資本に転化され、工場制手工業が生まれてきた。

アメリカにおける金銀産地の発見、原住民の掃滅、奴隷化、東インドの征服と略奪、アフリカにおける商業的黒人狩り、これらは本源的蓄積であり、資本主義凄惨の夜明けである。

封建的生産様式から資本主義的生産様式への転化を促進するために国家権力を利用した。

植民地は成長する工場制手工業に販売市場と蓄積を保証し、略奪された財宝は母国に流入して資本に転化された。国債は証券陶器と銀行支配を勃興させた。

これら本源的蓄積はありとあらゆる暴力と罪悪によって資本主義的生産様式の発生を助長し、資本は頭から爪先まで毛穴という毛穴から血と脂を滴らしつつ生まれるのである。

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