定年後に読む資本論
7-24-7節、資本主義的蓄積の歴史的傾向
資本の本源的蓄積、すなわち資本の歴史的発生は自分の労働に基づく私有の解体を意味する。

小経営による生産様式も、ある一定の高さまで発展すれば自分自身を破壊するための物質的手段を生み出し,この生産様式を邪魔物と感ずる力と情熱が動き出す。この生産様式は破壊されなければならない、また破壊される。

資本主義の発展と共に競争を通じて、資本の集中は加速度的に進み、生産過程はますます大規模化され、社会化され、世界市場も一段と発展する。こうした中で労働者階級の反抗もまた増大する。

生産手段の集中と労働の社会化とは、その資本主義的外皮には調和出来なくなる限界点に到達する。外被は爆破される。

資本主義私有の最後を告げる鐘が鳴る。略奪者が略奪される。

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