定年後に読む資本論
第2篇貨幣の資本への転化第4章貨幣の資本への転化 第3節 労働力の購買と販売
益々資本論が面白くなってくる。超精読を前提に英語版で先ず読み、その後上製版日本語翻訳を読む。この方法で、英語の方も最初より随分楽に読める。
  • その使用価値そのものが価値の源泉である、価値創造の1商品を、貨幣所有者は市場で見つけ出す。それこそ労働力である。
  • 労働力とは人間の肉体諸能力のこと。人格としての彼は、自分の労働力を、自分自身の所有物として扱う。譲渡しても所有権は放棄しない。
  • 労働力の所有者は自分の労働の対象化された商品を売ることができないで、自分の労働力を商品として売りに出さねばならない。
  • 労働力の価値は、再生産に必要な労働時間によって、規定されている。
  • 貨幣所有者は資本家として先に立ち、労働力所有者は彼の労働者としてその後についていく。前者は意味ありげにほくそ笑みながら、仕事一途に。後者は、まるで自分の皮を売ってしまって、もう革になめされるほか何の望みも無い人のように、おずおずといやいやながら。

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