定年後に読む資本論
第8章労働日第3節搾取の法的制限のないイギリスの産業諸部門
  • 労働日、すなわち労働力の絞り取りが無拘束であり、その実体を生産部門で見る。レース工場例緩慢な人間虐殺。それは黒人市場の鞭打ちの恐怖と人肉売買に匹敵する。陶業工場例7歳の児童15時間労働、12歳の深夜徹夜労働。その結果陶工の虚弱、伸長体重の退化、肺疾患。マッチ工場例、燐毒に充ちた作業室での不規則な食事、それはダンテの地獄門にも及ばない。壁紙工場例朝6時から夜10時の労働。
  • 製パン工場の不純物混入の環境衛生不良。職場でのごろ寝の定常化。睡眠4〜5時間。安売り競争の基礎は実に不払い労働がささえになっている。
  • 農村から都市への労働者の移動。鉄道労働者の長時間労働による鉄道事故発生。仕立て労働女子16時間半労働。

  • So far,we have observed the drive towards the extension of the working day, and the wewewolf-like hunger for surplus labour,in an area where capital's monstrous outrages, unsurpassed,according to an English bourgeois economist, by the cruelties of the Spaniard to the American red-skins, caused it at last to be bound by the chains of legal regulations.
    • これまでわれわれが労働日の延長を求める衝動、剰余価値を求める人狼的な渇望を観察したのは、イギリスの1ブルジョア経済学者が言うように、アメリカのインディアンに対するスペイン人の残虐さにも劣らない無制限な不法行為の為に、資本が遂に法律的取り締まりの鎖につながれるようになった領域に於いてである。

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