定年後に読む資本論
「資本論」と今日の時代、第2章、「資本論」と現代資本主義、不破哲三著、新日本出版社
第2章、「資本論」と現代資本主義

マルクスは資本論の中で、資本主義はどのような法則で運動しているかを追求している。現代資本主義を解明し、前途を見定める為の理論的武器としてしっかり学習すべきである。

マルクスは@尤物史観の発見A剰余価値を手段とする資本主義の秘密を暴露。剰余価値論については、次の7項目を理解すること。

    @価値とは労働の凝固したもの Aなぜ商品は貨幣の対立するか B労働の売買によって貨幣は資本へ転化する、 C不変資本と可変資本の区分で解明 D絶対的剰余価値と相対的剰余価値 E剰余理論の基礎の上に労賃論 F資本主義的蓄積の輪郭。

資本の魂とは、資本の生活衝動とは、自分の生産手段で剰余価値を吸収すること、儲けの追求こそ第1。

資本は労働日が制限されると、相対的剰余価値の生産に熱中する。

生産が社会的になったのに、生産物は私的である。物質的生産力の飛躍的発展こそ資本主義社会を没落に導く推進力。マルクスがロンドンの電気機関車によって資本主義の没落を予感。レーニンの帝国主義論データ。鉄鋼生産。資本論の時代、70万トン。帝国主義論の時代7千万トン。現代7億トン。
国家独占資本主義と恐慌

国が経済に全面的に介入して国の力で資本主義経済を支える。しかし矛盾はより深刻化する。国家の力は借りざるを得ないが、サミットではいつも解決策は出てこない。AAの絶対的貧困。核軍備拡張競争の危機。

資本主義の胎内に、社会主義的変革の諸条件が作られ無い限り、社会の変革は起こらない。

第1の条件

人類史に際立つ生産力の発展

第2の条件

大経済にふさわしい管理システムを確立し、これを社会主義に相続する

第3の条件

豊かな個性と能力をもった自由な人間の形成がなければならない。

こうした意味で、ソ連社会主義は、資本主義未成熟の状態で社会主義突入した問題点をすでにレーニンは苦慮。

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