有斐閣新書「資本論入門」で学ぶ第10章〜第13
有斐閣新書「資本論入門」山中、鶴田、吉原、二瓶教授著、1030
この新書は、内容を平明に解説し、この本を資本論読破の導き手とするのが、一番優れていると思う。
  • 剰余価値生産の秘密を解くには、生産過程を分析せねばならない。何故なら生産こそ、商品の使用価値の生産過程、価値の形成過程であるから。
  • 剰余価値はいかなるメカニズムで生み出されるか。M=Y−K=400x-1600 生産が資本主義的に行われると、労働は資本家に売り渡されてしまい、その成果は資本家のものとして、労働者に対立する。
  • 労働は具体的有用労働として生産手段の価値を生産物に移転させ、抽象的人間労働として価値を負荷、創造する。
  • 剰余価値率=剰余価値/可変資本 M/V=400/V x-1
  • 労働日=必要労働時間+剰余労働時間 労働日は階級闘争によって決定される。
  • 労働日を延長することによって、剰余価値率を高める絶対的剰余価値の生産
  • 必要労働時間を短縮して、剰余価値率を高める相対的剰余価値の生産
  • 資本家が追求するのは商品の社会的価値と個別的価値との差額としての特別剰余価値の追求であり、技術や生産方法の改良に努める。特別剰余価値を追求する資本家の行動は、相対的剰余価値の生産を結果する。
  • 協業の発展は必然的に分業を生む。大工業では客観的に工業的分業へと進むので、分業体系を機械体系として編成する。

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