中国・雲南省・3つの世界遺産巡り


2月中旬、日本の寒い冬を抜け出し、春の暖かさに包まれた中国雲南省・3つの世界遺産を訪れた。


奇岩が林立する中国南方カルスト・世界遺産・石林



石畳と瓦屋根が美しい・世界遺産・古都麗江




激流が美しい・世界遺産・雲南保護区の3江併流





中国・雲南省・麗江・玉龍雪山


2010年に20号水彩画に描いた麗江・玉龍雪山


世界遺産・古都麗江の町並みは、元時代からの街造りが今も残り、石畳の道が網目のように街を覆い、水路が巡り、瓦屋根が軒を連ねる雰囲気は、荘厳でさえあった。この街から車で1時間で4506mの玉龍雪山山頂に立つことが出来る。雲ひとつない快晴の山頂では、スイスアルプスを凌ぐ感動を味わった。





雲南省のあちこちの山村では、段々畑が美しい、菜の花の海を見た。印象的だったのは、羅平・九龍瀑布の美しさである。何枚もスケッチを重ね、中国・雲南省の旅を楽しんだ。








雲南省は1年を通じて気候は穏やか。ここには25の少数民族が住んでいる。「茶馬古道」が険しい中国の山中からチベットへ伸びていて、車も「茶馬古道」を走る。そんな山奥に、文明に冒されず、母系社会・通い婚を護り続ける少数民族モソ(摩梭)人が住んでいる。モルガン著「古代社会」・エンゲルス著「家族・私有財産・国家の起源」で読んだ母系社会が現存しているとは驚いた。この歴史ロマンを語ってくれる「茶馬古道」と「通い婚の人々」と題する2冊の本を購入できたのも、この旅の喜び。これからこの本の絵や写真をゆっくり楽しんでいきたい。もうひとつのシルクロードに出会った気分です。


 

                                                     (2008/2/27 記)

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