定年後の読書ノートより

ヴェルサイユ体制下の欧米、詳細世界史研究、山川出版社
戦勝国27ケ国によるパリ講和会議→ヴェルサイユ体制により、アメリカの役割増大。社会主義国ソ連登場と西洋の没落、民族運動の進展。ドイツには苛酷な報復主義。国際連盟は大戦抑止力には成らず。賠償は英仏中心主義。ベルサイユ体制は1939年ドイツのポーランド侵入で崩壊。

ワシントン会議はベルサイユ体制をアジアにおいて補完するもので海軍軍縮、中国への日本進出を列強間の力の均衡で抑制するベルサイユ・ワシントン体制。大戦後アメリカは空前の経済的繁栄。「正常への復帰」=孤立主義。フランスのドイツ賠償金取りたてとしルール軍事占領。イタリアの左傾に抗したムソリーニによるファッシスト台頭。

1918年ドイツウイルヘルム2世退位、社会民主党エルベルト臨時政府。カール・リープクネヒト、ローザ・ルクセンブルク等によるスパルタクス団蜂起。そして鎮圧。

ワイマール憲法。国民主権を原則。悪性インフレーション。ヒットラーによるミュンヘン一揆。1923年レンテンマルク紙幣によるインフレ収束。

第1次大戦後、ロシアからフィンランド、エストニア、ラトビア、リトアニアが離れ、ポーランド独立。オーストリア帝国は、オーストリア・ハンガリー・チェコに分割。ユーゴスラビア独立。ポーランドに赤軍進撃、ピウスツキ独裁。ハンガリー・ベラニクンの共産革命。ルーマニア軍により崩壊。テェコスロバキアに西欧的議会制民主主義確立。

スターリンの一国社会主義論とトロッキーの世界革命論。スターリンの独裁。重工業優先の第1次5ケ年計画。クラークのシベリア、ウクライナ追放。コルホーズ・ソホーズ化推進。1936年スターリン憲法制定。実質共産党による国家権力掌握。スターリンの個人崇拝、個人独裁の影で、大粛清がすすめられた。この実態は1956年フルシチョフによる第20回党大会まで国家機密とされた。

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