定年後の読書ノート
哲学の世界名著100 全国学校図書協議会選定図書 学陽書房高峯一寓監修 1400 198814
哲学に関しては図書館にも数多くの古典名著100選があるが、学陽書房のこの本が最も良心的編集をしている。

哲学の本は読みなれていないと、難解のためなかなか最後まで読了出来ない。しかも書いてある内容にも手が届かない。こうした障害を乗り越えるには、一つには数をこなし、もう一度かって難解であった本も読み返してみると以前と違って随分理解出来るようになっている自分に驚くが、これを繰り返すことだと思う。もう一つは、概要をこうした解説書であらかじめ把握してから読むことだ。そうすると意外に難しい本でも理解出来る。例えば自分も「フォイエルバッハのキリスト教の本質」を最初読んだ時は面食らったが、ストーリーを理解して読み直すと判ってくる事を知って嬉しかった。また“セネカ”を最初として「古代ギリシャ哲学」が実は意外に現代と同じ問題意識を持っていることを知ってびっくりした。これからも、古典には真正面からぶつかって行きたい。

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