梅雨の晴れ間に・・・の巻き

梅雨入りしたものの、雨の続く日は少なく降っては止んで・・・・
という感じで、まとまった雨の降った日が無かった。
7月に入り、Kさんと予てより「行こうぜ!」と目論んでいた川を目指し
早朝に車を飛ばした。
前日にKさんから電話があり「学生の時の集まりが(酒)あるけれど、
早めに帰宅するので、朝3:50に一応電話下さい」とのこと。

了解!と早々に眠ってしまった僕でした・・・・・そして朝、迎えに予定とおり行き・・・
僕「お!酒かなり残っている様子」
Kさん「少し過ぎました・・・・」道中楽々していてください。僕がちゃんと走ります。
そして車は北へ向けてひた走った。
国道を反れて村を抜け山を越え、かつての集落跡地を過ぎラフロードを行くと、
やがて行く手を阻む大堰堤が現れて、駐車スペースに車を止める。
まだ,少ないが早速の夏の名物「メジロ」が攻撃にやってくる。
メジロの攻撃を掻い潜りながら支度を済ませ、堰堤超えのルートを探す。
二人とも始めての川。「聞くところによるとこっち側に」と背丈ほどの藪を掻き分け
道らしきルートを探しウロウロ・・・・・
多分これだ!上に向けS字の連続が尾根に向け続いている。

10分ほどで堰堤上の川に到達。こぼれる汗を拭きつつ、支度に入る・・・・

しばし休息し,イザ出発!何事も無かったように進む。
堰堤上は何処の川もしばらくは平だけど、カーブに淵といくつかの、このパターン
を過ぎ、怪しい淵とにらみ僕が流れ込みにキャスト!!!
ぎらっ!  反応あり!しかし,乗らなかった。まだいけるか?2投目のキャスト!
「乗った!」「バチャバチャ!!」「デカイ!」  慌てる僕。
背中に手を伸ばし、ネットを握り引くが外れない、「ばちゃばちゃ!」焦る・・・
「うーん」力いっぱいネットを引っ張った「ビリッ!」と言う音と共にネットが外れ
すかさずランディング!「うぉーほーー!」

尾びれの大きな体高のある、太っちょのイワナ
でした。
オレンジの斑点がネイティブニッコウ系を。

しかし、この後に悲劇が・・・・イワナを淵にリリースし、ネットを振り水気を切り,背中へ
戻そうとしてふとネットに目をやると・・・・「あ゛ーーーー」
上の写真,イワナの頭から右側のフレームが見事千切れておりました。
「しょっく!」(T_T)・・・・・・・「早速、師匠に修理依頼しました」

気を取り直して進むとようやく緑の中を流れる渓流へと変化し、素晴らしい姿へ変わり
ました。

それからは、「ここっ!」と言う流れでバンバンのバしばし!でイワナのオンパレード。
尺を期待しましたが、足らず・・・の奴ばかりでしたが、とても気持ちの良い釣りを堪能
しました。

やがて、これまた大きな淵が現れて、右岸側は絶壁、左岸側も厳しい斜面となり、超えられる
ようでしたが、無理は禁物!で戻ることにしイワナの川を後にしました。

本日のヒットフライ       デッカイ カディスとアント (^^ゞ