晩秋の山々を眺めて・・・

11月になり、バイク屋さんに注文して届いていた、キャプレターのパーツを組込んで、ようやく
息を吹き返したセローに乗って、太陽の出た暖かな一日、トコトコと山々へと出掛けた。

バイクも老体、あやつるオイラもご老体なので、林道とは言え、全面アスファルトされている道を
チョイスし楽々と楽しく行こう!と言う事である。

題して「ルート49号を通らずして、阿賀町(旧上川村の温泉)へ行こう」である。

前日からの天気予報では「晴れ」がしかし、午前9時を過ぎても薄雲が切れては現れの繰り返し
ではあるが合羽の上下を着込んでスタート!
今回は会社の先輩と2台での旅だ!

出発して最初の林道、村松三川(五十島)線へと走り進む、高石の集落を過ぎてしばらく進むと

災害発生で全面通行止めとある。
が、大人の判断で進んでみたが・・・・・

完全にアウト!ユンボが必死に土砂を掻き回して
いました。工事の方に聞いた所・・・・
反対の三川側からも途中ヶ所で工事している。。
とのことで、もろくも一本目の林道で、当初のお題は
コッパ微塵に砕け去ってしまいました。

仕方なく着たルートを戻り、しぶしぶルート49号を走り、先ほどの林道の途中区間の谷花集落へと向かう。
登山でも人気の日本平山が後ろに控えていて、林道新箕輪線の起点である。

先輩のKDXとツーショット!後ろに、太陽輝く日本平山。  そしてマップの左から右へと走りきり温泉と
いう段取りである。いざ!
谷沢川に沿って道を行くとやがて巨大な堰堤を右に見つつ一気に高度を上げて道は斜面へと登りつく。
ふと下を見ると先ほどの堰堤へと流れ行く川が遥か下。山々の谷間に太陽があたり、赤や黄色のコン
トラストが鮮やかだ。・・・と道端の待避所にプレハブ小屋???なんだかイヤな予感・・・!

山側の斜面の地すべりで完全に通行止め。
作業関係者が上に見える。
完全に鼻が曲ってしまった (T_T)
またまた着たルートを戻りルート49へ
津川町を過ぎて上川村へと進み、一般的なルートで
温泉着。

あすなろ荘(森林公園)では、もみじ祭りの期間で
300円で温泉に入れた。
温泉上では、貸しバンガローが数軒あり上はコナラ
林で新潟県森林浴の森100選の一つである。

森森という食堂で昼食を取り、森林公園を歩いて散策。風も無く太陽が気持ち良い!
暖を求めて、冬眠前のテントウムシが沢山飛び交っていた。

木漏れ日が気持ち良い小道を散策。

心得!思わず納得。

太陽の暖を体に蓄えて、時計を見れば2:00を過ぎていた。
帰りのルートはどうしようか?新箕輪林道の終点が近いので、何処まで行けるか?わからないが進んで
行くことにした。
少しずつ高度を上げて行き緑の木々は色づき赤や黄色の絨毯模様となっていく。
丁度、上川村と三川村の境のあたり,見晴らしは良く、しばらく休憩。

日が傾きはじめてきて寒さが少ししみてくる。
さて、行くか!と道を進むと今度は一片して急な下りをくにゃくにゃと進みやがて林道箕輪線との分岐点。
本来なら新箕輪線を谷花に向かうルートだが、午前中に工事中で通れ無い事が判明しているので
迷わず箕輪線へ津川町方面へと進み、途中分岐の林道赤岩線を下る。
阿賀野川に沿ったルート49号の対岸の西集落へと到達し、津川町の顔の麒麟橋を渡りルート49で
一気に走り午後5:00帰宅。
さすがに日没近くは寒くて、袖口やら,首回りの少しの隙間が気になりつつ走った。

本来のお題ルートは全通は出来なかったが、晩秋の山々を堪能できたのでまずは満足。
あすなろ荘を先へと進むと林道本名津川線で福島県へのルートである。
今年も工事していて通行は不可能だった。。。来年はどうか?降雪し春が来て偵察は6月以降になる
だろう。

また、天気予報を見ながら、走ってみたいと思う。    本日の走行距離171km